相変わらずだいぶ前になりますが東京出張の帰り。
少し時間が早かったので人生初めての錦糸町をたずねてみました。
お目当ては、かねてから憧れ続けていた錦糸町の名店「三四郎」さん。
ずっとずーーっと前から行きたかった大衆酒場です。
やっと入ることができました!
なかなか錦糸町ってボクのようなガキにはハードル高い気がしてましてね。
雑誌でお見かけしたことのある実物の女将さんの美しさに感動。
そしてまたこの女将さんがすごく優しいのです。
緊張してましたが、すっかりリラックスできました。
三四郎さん自体がお目当てでしたが、もう一つのお目当てはこのチューハイ。
黄金色にかがやく焼酎ハイボールです!わぉ~っ!
っくーーーっ!!やっぱり本物はうまい!
その地その店でいただくからこそなおさらですね。
お客さんが席の後ろを通りやすいようにと少し変形したカウンター。
老舗然としたお店で一際輝く白木のカウンターは、なんとこう見えて開店当時からのもの!
創業が昭和26年とのことですが、とてもそうは思えないピカピカの美しさ。
なんだか頬ずりしたくなるほどの綺麗なカウンターです。
こちらはなんていう名前だったかな・・・あ、「五色いも」ってヤツかな。
こういうの大好きなボクはもう顔がニンマリしすぎなくらい。
あぁぁあっ!!
卵を勢いよくつぶしてぐちゃぐちゃに混ぜたあとにいくらを戻して。
うん、うまいっ!!
焼酎ハイボールは肉系の方が合うと思っていましたが、魚介系もいいですね~!
さらっと口の中を流してくれるので、口をリセットしてくれるんですね。
焼き場の方にはあらかじめ焼いてあるモツ串が沢山!
オーダーが入るともういちど火を通してくれるんですね。
これだと頼んでからすぐに出てくるわけで、
気の短い江戸っ子にはこうしたサービスがいいのでしょう。
お店の外からも見える焼き場。炭ですね。
こうやって1本1本丹念に焼かれていくわけです。
出た!!三四郎さん名物の「うなぎのくりやか焼き」!!
自分がいただいた方は撮り忘れちゃいましたが、
これがまた最高にうまい!蒲焼なんかにするよりもお酒飲みにはこっちがいい。
少々濃い目の味付けがまた焼酎ハイボールを進ませます。
あぁ、飲めちゃうねぇ、うれしいねぇ。
そしてご自慢のもつ焼きが登場です!!しろとかしら!
ヤバシ!!ヤバシ、ヤバシ!これですね、やっぱり庶民のごちそうは。
もうプルプルのシロなんて甘辛いタレが効いて怖いくらい。
ジューシーなかしらもボクの大好物です。
あぁ、飲める。無くなって行く、お酒。お代わりください~っ!
あんまり見かけたことのない、珍しい一品。レバかつ!
これがまたいいんだなぁ~!
やっぱり焼酎ハイボールとソースの相性は恐ろしい程です。
せっかく東京に来たのでもっと多くソースをかけてもよかったくらい。
ここでお刺身。なんとも大ぶりのまぐろとタコ。
東京の居酒屋さんにきたら、大抵はお刺身から頼むボクですが、
この日はもつに強い期待をいだいてうかがいましたので、順番逆になっちゃいましたね。
タコも一つ一つが大きくて食べごたえ十分。
わさび醤油系というか、お刺身系ともこんなに相性がいいとは初めて知りましたね。
とにかくやっぱり焼酎ハイボールは料理を選ばないということでしょう。
おっと忘れちゃいけないポテトサラダもお願いしました。
これにはやっぱりソースを欠かさないのが関東流。
濃厚さが増したポテトサラダを焼酎ハイボールで流し込むこの瞬間。
ついつい、っくかーーーーっ!と、溜息が出てしまう程です。
いやぁ、やっぱり絵になりますね、このカウンターは。
ついついカメラマン魂を掻き立てられるお酒とおつまみたちです。
おっと、だれがカメラマンだって!?(笑)
こんなカットもいかがでしょうか。
焼酎のキック力が効いた、炭酸強めの琥珀色。もうゲージュツです。
というわけで三四郎さん、やっとうかがうことができました。
やっぱり美味しい!そして風情がステキ。
大衆酒場はディープエリアに行っちゃうと新参者はなかなか入りにくいものですが、
こちらは場所柄スーツの人も多くて、女性の人も入りやすいのだとか。
錦糸町なら東京駅から2駅くらいですもんね。
これからたまに出張帰りに寄ることになるでしょう。
ごちそうさまでしたー!!
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三四郎
東京都墨田区江東橋3丁目5-4
03-3633-0346
http://r.tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13029759/