先日、ひさびさに魂が雄たけびを上げる程に美味しいものをいただきました。
青森篇ですが、青森市から場所を移して立佞武多(たちねぷた)
で有名な五所川原へ。
この立佞武多というのは本当にすごかった!!
こんなに巨大で壮大な祭りがあるのかとビックリしました。
なぜこんなにアンバランスなのかわかりませんが、まさに1/1ガンダムを見るようした。
さてそれはさておき、その素晴らしく美味しかったお店にうつりましょう。
一休寿司さんというお寿司屋さんです。
とてもお寿司屋さんとは思えない、大きな料亭のような立派なたたずまい。
こちらは新しい建屋ですが、都会ではやらない昔ながらの造りをされています。
青森建築というのがあるのかわらかないですが、木造のダイナミックな造り。
まず出てきたのがこちらのつぶ貝。いやとにかくデカい!!
写真じゃわからないのが残念です。←だったらアップやめればいいのに。
ちゅるんっと出していただきます。あぁ、ヘタクソですねぇ、我ながら。
先っぽというか内蔵の美味しいところが切れちゃいました。いけません。
それでもこのツブ貝だけで、恐ろしいほどの美味しさです。
シコシコ噛む度に濃厚な貝のうまさを感じます。
そしてこちらっ!!!これが今回の主役!!!名物だという「ばらちらし」!
キャーーーーーッ!!!なんですか、なんですか、これ!!
こ、このコーフンが伝わりますか!!!まさにこれぞ「玉手箱」状態!!
シャッターを切る手がふるえておりました!
さまざまな具材を細かくサイコロ状に切って酢飯の上にちりばめてあります。
このいくらの輝きったらないでしょう!!!
トロ、アワビ、ハマチ、カズノコ、エビ、シャケ、ホタテ、シャコ、穴子、玉子・・・
その上にいくらとトビッコとシソをまぶして、全体に甘辛いタレで味付けされて・・・
あぁもうっ!!!細かい説明なんて面倒くさいっ!!!
この具材たちの饗宴を見てやってくださいよ。
見た目だけでもこんなになまめかしいのに口の中はそりゃもうタイヘンッ!!
それぞれの味わいが主張しつつも手をつなぎ合って、総体として攻めてくるカンジ。
この重箱が玉手箱ならば口の中はもうその玉手箱をひっくり返したような状態!
コリコリ、プチプチ、じわわ~、ムニュッ、シナシナ、シャキッ、ハムハム、ピリリッ・・・
口の中は食材達のカーニバル!!舌の上で激しく優しく踊りまくっているのです!
もうダメです。もはや限界をとうに超えております。
ボクのような小僧がいただいてはいけないかもしれません。
ましてやその魅力を伝えようなんぞ100万年早いことでしょう。
それでもだれかに伝えずにいられない、そんなパワーをもった最高級の逸品でした。
お相手はしじみのお味噌汁。
こうやって脇役にしてしまうのがもったいないくらいのとんでもないシジミです。
青森県のしじみの名産地として有名な十三湖。
このヤマトシジミがまたうまいっ!!夏が旬なんですよね、しじみは!
最後にこれまた珍味をいただきました。なんとフジツボ!!
こちらも初めての体験です。
昔は結構普通にいただけたようですが、最近では非常に希少なのだとか。
フタ(!?)を取ってみると中はこんな感じ。
すごいっ!!うまいっ!!というのはちょっと違いますが、
なんだか不思議な食感と味わいでした。
昔から精力剤として珍重されていたようですね(笑)
いや、ボクは別に・・・
というわけで、残念ながらランチだったためお酒はいただけませんでしたが、
素晴らしいお刺身やお寿司たちをいただきながら飲む青森の酒も格別でしょうね~!!
いつかまたここを訪れる時があれば、絶対夜にうかがってたっぷり堪能したいものです。
さすが地元の人が最高級というだけあります。
ごちそうさまでしたー!!
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一休寿司 五所川原店
青森県五所川原市字本町50-8
0173-35-4144
http://r.tabelog.com/aomori/A0205/A020502/2000125/