今の生活に幸せを与えてくれる、インドネシアに持ってきて良かったもの
ごはん土鍋
南インドにいた時、毎日数時間の計画停電、月1度の1日停電(といっても10時間くらい)、雨の日の突発停電、気まぐれ停電と、しょっちゅう停電がありました。
夕方、食事の支度を始めて炊飯器にお米をセット、中盤にさしかかったくらいのちょうどお米たちが踊っているだろう頃合いに
ブチッ(電気がおちる音)
シーン&真っ暗
よく泣いたものです。
だからインドネシアに来る、と決まった時は、停電対策用に炊飯器だけでなく、土鍋持参でご飯を炊くようにしようと考えました。
1,2合炊けるような小さな土鍋を探していたら、あら素敵。ご飯土鍋なるものを発見。
(蓋が二重になっている)
お米を研いで30分ほど浸水させたら、強火にかけて7分ほど。
蓋から勢いよく蒸気が出てきたら火を止めて15分蒸らして出来上がり。
火にかける時間をのばせばおこげも楽しめます。
パチパチと音が聞こえたら出来上がりの合図。
なーんてコマーシャルみたいな内容になってきたけど
停電対策でごはん土鍋を持ってきたものの、インドネシアでは停電の影響を受けることもなく、短い時間で少ない量でも美味しく炊けるので、朝晩フツーに使っています。ホホホ
で
土鍋で炊いたふっくらツヤツヤのごはんの美味しさを海外で味わえるのは、なんだか私にはものすごく幸せのツボで
炊きたてのごはんと梅干し、昆布の佃煮(←貴重)で食べた日には、じーん、日本人で良かったぁ~
クーッという幸せがこみ上げてきて
「おいしー!」と叫びたくなります。あ、叫びます。
毎日、幸せを実感出来るもの(ネタ)があると、気づかないうちに心が救われていること、いっぱいあるのかなーと思う今日この頃。