「ファニーフェイスの死」 林 真理子 | My favorite things

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まゆのキロク。

「ファニーフェイスの死」 林真理子 中公文庫

憧れの東京で洋裁学校に通う恵子が出会ったモデルのゆい子。

鮮烈な魅力を放つゆい子に強く惹かれた恵子は同じモデルクラブに所属することになり・・。

高度成長期の東京の華やぎのなか、虚飾の世界で短い青春を燃やし尽くすように生きた女たちの輝き、

去りゆく六〇年代の神話的熱狂とその果ての悲劇を鮮やかに描ききる力作長編。







60年代。

日本が華やかに輝いていた時代。



この時代が輝き、そして不思議な高揚感があった時代だというのは

この時代を知らない私でもいろいろな情報から

感じとることができるぐらい勢いがあった時代だと思います。



そんな時代に生きていた一人の女性の人生。



ゆいこは私とは全く違った生き方だと思うし、

きっと共感できる部分も少ない。



でもこんな人が周りにいたら

その人の人生を隣でみていられたらいいなぁ~と思いました