昔からあるおでん屋さんにいったら
「最近、お母さん見ないけど?」と聞かれた。

倒れたこと、入院したこと、
退院したけど寝たきりなこと、
言葉が話せないこと、
意思疎通できないと診断されたこと、
笑ったり泣いたりすること、
思いつく限りの現状を話した。

そのおでん屋さんは、
昔は母と買い物にいっていたお店。
私が幼稚園児の頃から通ってた。

そんな昔からの関係だから、
何も躊躇せず色々話せたのかな。

「そんなことになってたの。。」と
とても寂しそうな顔をしていた。


倒れる少し前も色々立ち話してたと、
話した内容を教えてくれた。

「お風呂に何日か入ってない。
お風呂で何かあるんじゃないかと思って怖い。。
だから髪の毛がゴワゴワなんだけど、
お風呂はいらない位じゃ死なないからいいの」って笑ってたって(笑)

いつもニコニコしてたのに、
何かを感じて、実は不安だったんだな。。


2人でおでん買いに行くのすきだった事や、
私が食欲がない時、おでん好きな私のために、おでんで雑炊を作ってくれたな事とかを思い出す。


そんな普通の事が今はすごく懐かしい。