正しいことを言ったのに、評価されない
仕事ができる方だったり、責任感が強かったり真面目な方で、
こんなふうに感じたことのある方、多いのではないでしょうか。
仕事はできませんでしたが、かつての私もそうでした。
仕事がうまくいくためには「人間関係が重要」と言われますよね。
実際そうだなと思います。
ただ、その人間関係がうまくいくために、
ひいては仕事がうまく、やりやすくなるためには、
正論を言わないこと
が、ものすごく大切なんですよね。
これを心がける、そして実行することが
仕事に、ものすごーーく大きく影響すると、
社会人を10年以上経験して、心から思います。
最初にも書いた通り、
仕事ができる方だったり、責任感が強かったり真面目な方って
気持ちが入ると、つい「正論」を言ってしまいがち。
ただ、いくらそれが正しくても
伝え方がストレートすぎたり、相手の状況を考えないで伝えてしまうと、
相手との関係性には大きな影響が出てしまいがち。
私はかつては、特にカイゼンを学んで実行し始めてからは、
本来の自分とは真反対と言って良いくらい、
論理的かつ強気な言動が増えていました。
一生懸命、部署のことや自分のことを考えているからこそ、
アイデアはどんどん浮かぶし、
「よくしていきたい。みんながラクになったらいいな」
という一心で、仕事に臨んでしました。
でも、当時は見えていませんでしたが、
やっぱり仕事って、当たり前ですが、相手あってのもの。
正解を多く取ることが正解のテストではないので、
ただ正しいことを堂々と述べれば良い、と言うものではないんですよね。
正論派だった当時は、色々な人間関係での学びがありました。
そこから自分なりに言動を振り返り、
心理の勉強から学んだ役立つ考え方が、こちら↓
人は感情で動くもの。
を大切に、人と関わるように心がけてきました。
これは、相手に媚を売ったり、自分を押し殺すこととは違います。
コミュニケーションで大切なのは、
相手の心と行動を動かせる伝え方をすること
と思います。
「どうしたら相手が気持ちよく動いてくれるかな?」
と考えて、行動に移す。
コレを心がけてからは、人とのコミュニケーションがラクに、
それまで以上に楽しくなりました。
いっときは、人と接するのが好きではなくなっていましたが、
やっぱり人と接するのは好き。とあらためて感じたことを覚えています。
とはいえ、特に仕事においては
「やはりコレはしっかり伝えたい!」
と思う場面も、たくさんありますよね。
そんな時に(普段からですが)私が心がけているのは
言おうとする前に、一旦間を置くこと。
すぐに言葉にしないこと、ですね。
正論を言おうとしている自分を、客観視できるようになると、
このタイミングも掴めるようになります。
「正論を言いそうだ」という時に限らず、
何か相手に自分の気持ちや考えをロジカルに伝えたい、
また「説得したい」という気持ちが湧いてきたときは、
コレを心がけると、一旦熱を覚まして
相手のことを考えた伝え方ができて、
仕事がラクに、うまくいくと思います☘️
一旦直ったとはいえ、これが全くなくなったわけではないので、
自戒を込めて書きました。