どうもこんばんは、Chiakiです。
これが、my-ButterflyのVo. Chiakiとして綴る、
私からみんなへの最後の手紙です。
本当はファイナルの翌日にでも書くべきだったんだろうけど、伝えたいことは全部ライヴで出し切ったから言葉がなかなか出て来なかったというのが正直なところです。
言葉で何をどう書いてもあの場所に居られなかった子には100%で伝わらないし、それがただただ悔しく思えるような、そんなライヴだったから。
でも、だからこそきちんと言葉で残しておきます。
遅くなってしまってごめんね。
ちょっとまた長くなるかもしれないけれど、最後まで読んでくれたら嬉しい。
この7日間、腐るわけでもなく、無気力になるわけでもなく、ただ清々しさが漂っていたというのが素直な気持ちです。
2016年2月6日 梅田Zeela
BUTTERFLY EFFECT THE LAST /
my-Butterfly「IDEOLOGUES_E.P.」
TOUR 2015-2016 -TOUR FINAL-
ねぇ、気付いてた?
このフライヤーの全面に薄っすらグレーの文字で刻まれているのは初ライヴの2009年4月30日B-FLATからファイナルの2016年2月6日梅田Zeelaまでのライヴの日にちと会場名だったってこと。
ファイナルはmy-Butterfly389本目のライヴでした。
午前中に会場入りをして最後のリハ
当日は大好きで大好きで仕方ない愛する仲間に囲まれて、楽屋はずっと笑いが絶えず賑やかで、そして慌ただしく、スタートまであっという間だった。
会場には有難いことにファンの子や
どれも凄くびっくりしたし嬉しかった。
そして、最後のイベントはKamei shihoのアコースティックスタイルでスタート。
ギターを弾くのはココニカカルのTATSUKI。
まさか1曲目にかつてうちのライヴの定番曲だった「My Brand new world」をやってくれるなんて思ってもみなかったんだもん。
よく東京からの道中で覚えられたな(笑)
ライヴでやりたかったけど惜しくもセットリストに入れられなかった曲は、カメちゃんの歌でもう一度生き返ったよ。ありがとう。
期待通りフロアをしっかり巻き込んでくれた。
さすが。
その次はココニカカル。あと、私がコーラスで参加していた「【あなたを傷つけず、勇気づけるだけの言葉を、いつも探している。】」もやってくれてて。
でも、嬉しかった。
愛されてるな、my-Butterflyは。
その次はLast Scream Dayz
何気に長い付き合い。
いつもmy-Butterflyを側で支えてくれてありがとう。
そして「ANTHEM」でのフロアの景色がとても良かった。
ex.THE GAME SHOPのDちゃまとコラボしてのフロアライヴが最高にピースだった。
人集りの真ん中にカメちゃん。
結成当初からずーっと共に戦ってきた。
最後まで沢山助けてもらった。
出番前だったから写真を撮り逃してしまったけど、あの日聴いた「TRAIN」はまた格別だった。
きっとミヤちゃんも天国からあのライヴを見ていただろう。
スターはいつだってスター!
その後は再びShow Caseでカメちゃん3回目のステージ。
BUTTERFLY EFFECTというイベントのShow Caseでカメちゃんには何回歌ってもらっただろうか。
今迄見た彼女のライヴの中で1番のステージだったよ、間違いなく。
世界中で1番私の何もかもを知っているカメちゃんだからこそ出来るライヴで、
ちゃんとmy-Butterflyの最期を見送ってくれた。
ステージの傍らではex.ZeelaのブッキングマネージャーのK兄がセッティングを静かに見守ってくれててさ、それも相まって、涙を堪えるのに必死だった。
親友で心友で最高のライバルであり私のスーパースター。Kamei shihoありがとう。
そして、my-Butterfly 389本目の最後のライヴ。
当初はオフィシャルでも出した通り、KATをメインにライヴする予定でした。
でも、やっぱりこの4人で最期を迎えたかった。
KATには迷惑もかけたし、Tacにはかなり無理をさせたと思う。
でも、無理を通してでもやって良かった。
最後のライヴは本当にただただ楽しくて楽しくて、幸せだったから。
仕事や学校、色んな事情で当日会場に来れなかった子達、
来る予定だったのにインフルエンザになって泣く泣く諦めざるを得なかった子達も沢山いたの。
でも、みんなが会場に気持ちを届けてくれてたから最後の最期まで、私は強くいられたよ。
いっぱい素敵な瞬間を切り取ってくれた、
カメラマンのシュウちゃん、サラちゃん、セリナちゃんもありがとう。
(メンバー全員のベストショットを載せちゃうと他のメンバーが載せる写真が無くなって困ると思うので自分の写真多めで!)
「NOWHERE」ではまさかのROTTENGRAFFTY NOBUYAさんのサプライズ乱入によりmy-Butterflyが一時7人になりました(笑)
本当にメンバー全員知らなかったからね!
my-Butterflyが始まるきっかけはNOBUYAさんでした。
「女Vo.でカッコ良いと思えるバンドがいない」って言って女Vo.でやることに躊躇して足踏みしてた初期メンバーに
「じゃあカッコ良い女Vo.のバンド自分らが作ったらいいやん」
って言ってハッとさせてくれたから始まったようなバンドでした。
NOBUYAさん、改めて、今日に続く縁をありがとうございました。
お立ち台の上に3人乗っててややこしい*\(^o^)/*
本当は最後のサビで私もダイヴしようと思ってたんだけど、「女の子多めだから支えられないっぽいか!?ていうかカメラマンさんいる!カメラ壊しちゃう!」という葛藤のもと我慢してしまったのが唯一の心残りです(笑)
その代わりKATがラストで華麗に舞ってましたが(・ω・。)ノ=з
愛すべき仲間に見守られながら、最高の最期でした。
そして、コイツも。
ライヴを支えてくれた梅田Zeelaのスタッフの皆さんも本当にありがとうございました。
2016年2月6日
我ながら、美しい散り様だったと思います。
だって、あの日のmy-Butterflyは間違いなく、圧倒的にカッコ良かったから。
沢山在るバンドの中からmy-Butterflyを見つけてくれて、
出逢ってくれて、
愛してくれて、
あの瞬間を一緒に生きてくれて、
そして、
「まだまだ歌と音楽から離れたくないな」
と、最期に嫌というほど思わせてくれて
本当にありがとう。
my-Butterflyを心に置いてくれたキミへ、あなたへ、心から感謝の気持ちを込めて。
「この瞳の中に映る虚も真も、
とても素敵なものだと教えてくれたのは、
あなたでした。 」
2016年2月14日
my-Butterfly Vo.Chiaki