どうもこんばんは、Chiakiです
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遂に my-Butterfly1st.ミニアルバム「TAPIRUS_E.P.」がリリースされました



手に取って聴いてくれたみんな、本当に本当にありがとう。
my-Butterfly初の音源はどうですか?(=゚ω゚)ノ✨
今回は日を分けて、セルフライナーノーツ的に1曲づつ触れてみようと思います。(Vocalと作詞からの目線で)
今日はまずこちら↓
1. 「The tapir」
今回のミニアルバムのリード曲であり、核となる一曲。
夢を食べると言われている想像上の動物の”獏”をテーマにした曲です。
体はクマ、鼻はゾウ、目はサイ、尾はウシ、脚はトラにそれぞれ似ているとされ、その昔に神様が動物を創造した際に余った半端物を用いて創造したと言われている獏。
実在するバク(tapir)はこの獏に姿形が似ていることからバクと名付けられたとか、本当はその逆だとか…まぁそこは置いておいて。
ステージに立ってる自分達も色んな夢を見て、時には誰かに素敵な夢を見せてもらって、夢を食べながら生きてるようなもの。
それを夢を食べる獏と重ね合わせて今回の初めてのミニアルバムを「TAPIRUS_E.P.」と名付けました。
個人的にはこの「The tapir」のイントロの攻め攻めな感じが凄く好きです。
クラップを入れてライヴを意識したアレンジになっているので、クラップの部分はぜひライヴで一緒にクラップしてほしいですね👏
そして今回は初めて”語り”に挑戦しております。
女性Vo.のバンドで”語り”を入れてるバンドってなかなかいないんじゃないか、それができたら面白いんじゃないか、と。
私は決して可愛い声ではないので逆にそれが生かせるなと(笑)
しかしこれがやってみると普通に歌うより遥かに難しくてですね…
ライヴを重ねた今の方がしっくり来る感じで語れている気はしますがそれでもやはり難しい。
楽曲はライヴと共に成長して行くということで…(ぜひライヴで体感してちょーだい!)
歌詞は結構描き直したかなー。
もはや原型を思い出せないですが、初めはもっとバク(tapir)について神話的に描いていて、
最終的にはそれを現実にリンクさせていった形になりました。
この曲、歌詞をよく読むと主人公がサビのところで変わっているのにお気づきでしょうか。
初めの語りの部分で出てくる人物は世間を斜に構えて見てる感がある”僕”なんですが、
サビ以降は主人公は彼の心の中に棲んでいる”tapir”に変わっていて、
表と裏のように反転しています。
(さ、歌詞カードを見直したくなったでしょ♡)
語りが進むにつれて少しづつ変化して行く”僕”の心は「美味しい夢をもっとくれ、もっとくれ」と、モグモグしているtapirに操られているのか…それとも?
ちなみに最初の語りに出てくる英詞の部分は”僕”に隠れたtapirの独り言のつもりで描きました。
”誰かが躓くのを横目に
内心どこかでちょっと安心しちゃったりして、そんな自分にまた嫌気がさしてます”
に対して、
”It was tired of seeing”
(↑ボクもそんなキミを見飽きたよ)
ってな具合に。
そして
”It's too late to die, not today”
直訳すると”死ぬには手遅れだ”だけど、
意訳して
”諦めるにはもう手遅れだからやるしかない。全てを終わらせるのは今日じゃない”
ってところですかね。
tapirはキミやアナタの心の中にも棲んでいて、今宵もおなかがペコペコです。
この作品をいっぱい聴いて、モグモグと夢を食べるtapirちゃんをみんなの中でもっと大きく大きく育ててライヴハウスに連れて来てね♡
”美味シイ夢ハ、ゴザイマセンカ?”
以上、Chiaki的「The tapir」セルフライナーノーツでした。