GOLD RUSH 2013 / Chiaki | my-Butterfly OFFICIAL WEBLOG

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どうもこんばんは、Chiakiです[みんな:01]


5/4のGOLD RUSH 2013、my-ButterflyはROCK'N'ROLLのトリをつとめさせてもらいました!
photo:01





あの時間あの場所を選んでくれたみんな、本当に本当にありがとう。


MCでも言ったけど、足を運んでくれたみんなにほんまに生かされたよ。

みんなも"生きてる"って感じられるくらい楽しんでくれたかな。




足を運んでくれた子の中に、
昼間にライヴに来るのをやめようかと思うくらい悲しいことがあった子がいてね。
内容は書かないけど。


ライヴ後、「来るか迷ったけど…来てよかったです」って言葉をくれた。


それを聞くまで、勿論その子の事情など知る由もなくて、

だけど私らが放つもの、私が発した言葉、それが誰かの心の中をほんの少しだけでも変えられてたならそれは本当に嬉しいというか、
意味があったんやな、って、やっててよかったなって思う。


生きてるって本当にそれだけで素敵なこと。
あの子の言葉に逆に私も救われたよ。
ありがとう。



生きてることを感じるって言葉にすると大げさな感じがするかもしれないけど、
ライヴハウスってそれを凄く感じられる場所だと思う。


生きてたらプラスな感情よりもマイナスな感情の方がきっと心を支配することは多くて、(物凄くプラス思考な人も勿論いると思うけど)


例えば、やらない自分に理由をつけて出来ないって言ってる自分に本当は嫌気が指してたり、

本当は友達の些細なひと言にひどく傷ついたことを相手に言えなくて作り笑いでやり過ごして飲み込んだり、

本当は「逢いたい」って言いたいのにそれを我慢することを理解することだと自分に言い聞かせて納得したふりをしたり。


色んな感情がそれぞれの心の奥底にあって、だけど本当は気づいてほしくて、声にならない声をあげて、
それを昇華できる場所を探している。


それができる場所が私はライヴであり、ライヴハウスだと思ってるよ。


言葉にはできなくても声にならない声を声にして、たとえそこに負の感情が混ざっていたとしても、
キミがあげてくれた声は私達アーティストにとってはとてつもなく最強な武器で勇気になる。

その声をもらって私達はキミにまた声にならない声を含んだ音楽を放つ。

そしてそれを受け取ってくれるキミがいる。


ライヴハウスはそういう場所でいいと思う。


そうやってお互いの弱さすら結び合わせた時に素敵な景色がつくれるんだよ。

結び合わせたその場所でなら"生きてる"って実感が肌からも感じれるでしょ。
少なくとも部屋でひとりへばってモヤモヤしてるよりはましだと思うんだ。


心の拠り所であり、自分と向き合って戦う力を、前に進める強さを心の中で生み出す場所。



そんな場所で今日も誰かの、キミの、心の底からの声を聴きたいなと思います。





さ、今日の神戸もやりますか。