朝令暮改は是か否か
周囲に振り回されやすい松原です。
さて、今回のお題は、
朝令暮改は、いいか、悪いかです。
元々、この言葉は、
「朝決めたことを夕方に変えてしまう」=あてにならない=よろしくない。
というネガティブな意味です。
しかしビジネス書や、経営者のインタビューでは、
「環境に合わせて臨機応変に変わるために朝令暮改すべし」
と言う意見がとても多いのです。
で、結局、どっちなんだと。
松原の意見としては、
これは「どちらが正しい」というモノではありません。
対象によって、使い分けるべきものです。
朝令暮改しちゃダメなとき。
朝令暮改すべきとき。
その両方があるということ。
まず、朝令暮改しちゃダメなときとは?
これは、何と言っても、幹の部分をイジるとき。
戦略といっても結構ですね。
大きな方針に対しては、準備や結果を出すまでに、長い時間がかかります。
これをコロコロ変えてしまうと、準備も実行も不十分で、結果が出ません。
スタッフにとっても、迷惑です。
やってもやっても、根本的な部分で変更が入る。
「いい加減にしてくれよ~」と、やる気をなくしてしまいます。
では、朝令暮改すべきときとは?
これは、何と言っても、枝葉の部分をイジるとき。
戦術と言っても結構ですね。
大きな方針の下で、実際に色々動きだすと、予想と現実の違いに遭遇します。
そこで、現実に合わせて、どんどん変更をかけなくてはいけません。
初めから「トライ&エラーになるな」と分かっている場合もあります。
たとえば、HPなどのネットはすぐに結果が見えます。
ページを作って反応率が悪ければ、すぐに対応するべきです。
営業でも、同じ方法を続けて結果が出ない場合。
やり方を変えるのも一考となります。
そんな時は、あらかじめ朝令暮改を宣言しておきます。
「今決めたことを実行して、結果が出たらすぐに検証、悪ければすぐに変えます」
と言っておけば、大きな混乱もなく、予定通りに「朝令暮改」できるわけです。
つまり「良い」朝令暮改とは、「PDCAを回す」ことに他なりません。
もちろん短期でなく、一定期間続けることで、初めて結果が出ることもあります。
成功した人が口にする、「最後まであきらめなかったから」という一言です。
これも、大きな方針やゴールは滅多なことでは変えない。
と同じ意味です。
まとめると。
結果が出ないからと言って、我慢できずに大きな方針をコロコロ変えるのはダメ。
大きな方針に対して、色々なことを試していくのはOK。
方向転換は慎重に、日々の改善は高速で。
ときどき、これが逆転してしまう人がいます。
大きな方針を、その時の気分で、コロコロ変える。
それでいて、やり方など細かい所には拘りがあって、変えてくれない。
本人は一生懸命なのですが、これだと周囲は振り回されるし、結果も出ません。
もしかしてヤバいかな、と思ったら。
その朝令暮改が「方向転換か改善」かを、考えてみましょう。
そうは言っても、ときには境界が曖昧な時もあります。
有事の際には、大きな方向転換の決定こそ、迅速に行うべき時もあります。
分からない時は、いつでも相談サービスへお問合せくださいね。
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朝令暮改は、いいか、悪いかです。
元々、この言葉は、
「朝決めたことを夕方に変えてしまう」=あてにならない=よろしくない。
というネガティブな意味です。
しかしビジネス書や、経営者のインタビューでは、
「環境に合わせて臨機応変に変わるために朝令暮改すべし」
と言う意見がとても多いのです。
で、結局、どっちなんだと。
松原の意見としては、
これは「どちらが正しい」というモノではありません。
対象によって、使い分けるべきものです。
朝令暮改しちゃダメなとき。
朝令暮改すべきとき。
その両方があるということ。
まず、朝令暮改しちゃダメなときとは?
これは、何と言っても、幹の部分をイジるとき。
戦略といっても結構ですね。
大きな方針に対しては、準備や結果を出すまでに、長い時間がかかります。
これをコロコロ変えてしまうと、準備も実行も不十分で、結果が出ません。
スタッフにとっても、迷惑です。
やってもやっても、根本的な部分で変更が入る。
「いい加減にしてくれよ~」と、やる気をなくしてしまいます。
では、朝令暮改すべきときとは?
これは、何と言っても、枝葉の部分をイジるとき。
戦術と言っても結構ですね。
大きな方針の下で、実際に色々動きだすと、予想と現実の違いに遭遇します。
そこで、現実に合わせて、どんどん変更をかけなくてはいけません。
初めから「トライ&エラーになるな」と分かっている場合もあります。
たとえば、HPなどのネットはすぐに結果が見えます。
ページを作って反応率が悪ければ、すぐに対応するべきです。
営業でも、同じ方法を続けて結果が出ない場合。
やり方を変えるのも一考となります。
そんな時は、あらかじめ朝令暮改を宣言しておきます。
「今決めたことを実行して、結果が出たらすぐに検証、悪ければすぐに変えます」
と言っておけば、大きな混乱もなく、予定通りに「朝令暮改」できるわけです。
つまり「良い」朝令暮改とは、「PDCAを回す」ことに他なりません。
もちろん短期でなく、一定期間続けることで、初めて結果が出ることもあります。
成功した人が口にする、「最後まであきらめなかったから」という一言です。
これも、大きな方針やゴールは滅多なことでは変えない。
と同じ意味です。
まとめると。
結果が出ないからと言って、我慢できずに大きな方針をコロコロ変えるのはダメ。
大きな方針に対して、色々なことを試していくのはOK。
方向転換は慎重に、日々の改善は高速で。
ときどき、これが逆転してしまう人がいます。
大きな方針を、その時の気分で、コロコロ変える。
それでいて、やり方など細かい所には拘りがあって、変えてくれない。
本人は一生懸命なのですが、これだと周囲は振り回されるし、結果も出ません。
もしかしてヤバいかな、と思ったら。
その朝令暮改が「方向転換か改善」かを、考えてみましょう。
そうは言っても、ときには境界が曖昧な時もあります。
有事の際には、大きな方向転換の決定こそ、迅速に行うべき時もあります。
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