今日は今までの暑い中のトレイルとは全く違い、洞窟群に向かいます。
行き先はカールズバット洞窟群国立公園!
名前の通り、ここはコウモリが有名。
娘はコウモリのぬいぐるみを買う気満々です!グランドキャニオンでもぬいぐるみを買ったのに…(笑)
息子は今回ラスベガスで購入したm&m'sのTシャツを着てます。このシャツGLOWタイプなので今回のカールズバットの洞窟で光るかな?ワクワクしながら購入したものです。
ビジターセンターから洞窟群に向かうには2パターンあり、今回は一気にエレベーターで地下まで降りてツアーに参加します。エレベーターに乗る前に、センターの方から洞窟内の鍾乳石は触らない様に、という注意を受けた後『これは触っていいよ』と、飾ってあった鍾乳石を勧められました。ツルツルでした。
一気にエレベーターで降りて行くと、ケンタッキーのマンモスケイブみたいな感じかな?と思っていた私はビックリするくらい綺麗で拍子抜け。綺麗なトイレ、売店までありました。
服、光ました!(笑)
少し中は肌寒く、折角光った服は早々とパーカーの中に封印されてしまいました。
今回はキングス・パレス・ツアーに参加します。
このカールズバット洞窟群は、ジム・ホワイトという少年が発見したそうです。Wikipediaと少し違いますが、ガイドさんの話ではジム少年が発見し、ランプ片手に何度も何度もこの洞窟を探索して行ったという事です。
岩に書き込まれた文字。此処を見つけた時の日付などが書かれているそうです。
此処はキングパレス。天井から針の様に釣り下がっているつららの様な岩。ライトに白く反射した色によるものか、つらら石がとても鋭く見えます。ガイドさんがいろいろ説明してくれます。息子にコソコソ内容を聞く母(笑)
暫く進むと、案内人のセンターさんが携帯のディスプレイも懐中電灯も消すように指示します。その後、ライトアップされている電気を消し、真っ暗な闇が訪れます。この洞窟を発見したジム少年の時代は明かりはランタンだったんですが、なんとランタンを落としてしまい、灯りが消えてしまったそうです。漆黒の闇に残されたジム。相当な恐怖だったそうです。
センターの人がここで小芝居をしてくれました。ジムになりきり、真っ暗な中、どうやって助かったかを演じてくれます。
【以下演じた内容】
必至に誰かに助けを呼ぶが、誰も来るわけがない。
パニックのジム。
ポケットに残っていたマッチはたった3本。
1本目で落としたランタンを発見。2本目は湿気ていたのか点かなかった。
半泣きのジム。3本目が点かなかったら…という恐怖に襲われる。
マッチを擦るが火は点かない。過呼吸気味に呼吸する音だけが洞窟に響きます。
2回目も火が点かない。Come on !Comen on !と叫びながら3回目マッチを擦ると火の暖かい黄色い明りがセンターさんを浮かび上がらせます。
洞窟内にいたツアーのみんながホッとし、ジムがランタンに無事に火を着けて洞窟を出る姿に拍手喝采でした。
この池は、とんでもなく水が透明なんだそうです。
透明すぎて、見た感じ浅そうに見えますが、実は8ft(240㎝)もあるんだそうです。
今回私達のツアーは一番お手軽ツアー。全身泥だらけ覚悟の本格洞窟探検ツアーもあるので、興味のある方はネットで是非申込してみて下さいね。
ツアーを終えて、今度はもう1つの入り口に向かいます。
実は此処カールズバット洞窟群はコウモリで有名な事は言いましたが、コウモリの何が有名なのかというと、夕方に餌を求めて洞窟内のコウモリが一斉にこの穴から外に向けて飛び出すんだそうです。その飛来するコウモリは約100万匹!
この穴に蛇行する道を通って中に入れます。
この洞窟が見える位置に扇状にスタンドが設置されています。夕方に穴から出るコウモリの大群をベストポジションで見られるように作られています。今回私達は夕方までいる事が出来ません。
残念だから代わりに飛んでもらいました(笑)
もし、観覧するなら、飛来するコウモリの撮影は禁止なので注意しましょう。電磁波が超音波を使うコウモリの感覚を狂わせるそうなんです。マナーは守りましょう。
明日はダラスに向かいます。
続く