旅日記も⑰まで来てしまいました。

残すところあと少しです。

 

今回は白い砂漠、ホワイトサンズ国定公園に行きます。

ラスベガス側から南西に移動した際、このホワイトサンズの手前で検問があります。パスポートの提示を求められます。我々夫婦はアメリカ国内の旅行だから免許証あればいいよね?と思いパスポートまで持ってこなかった。子供の身分証明は?と聞かれ、子供のパスポートを提示。Armyさん苦笑い。多分子供のあるなら自分の分も持って来とけよ的な?(笑)

免許証を持って確認をしに小屋に下がっていきます。戻って来た時はもっと怖い顔のおじさんがやって来たのでハラハラしましたが、通っていいよっと言われてホッとしました。

この先のホワイトサンズの奥には軍の基地があります。実は日本と縁があって、広島に落ちた原爆の実験場でした。

同じルートで行かれる方は用心の為にパスポートをお忘れなく。

 

なんとか無事到着!

道中にサンドストームが来たら気をつけろ!という看板を何度も見たのでお天気が心配でしたが、いい天気です!

 

ビジターセンターでソリが売っていました。

滑るぞーーー!と意気込む息子。真っ白い砂漠に所々生える緑が良い感じです。

誰も踏んでいない場所まで来ると、本当に真っ白です。

滑るのに良いポイントを探して歩き回る息子。

まずは緩やかな坂でお試し。

次のポイントを目指します。今度はもっと急な坂へ!

かなりの角度です。

滑り降りた坂から上まで登るって戻るのはかなり大変で、息子は少し遠回り。私は娘と滑り降りた斜面に挑んだんですが…

私の体重と娘の体重の違いを表すように、私の足は砂に埋もれていきます。足が全然前に出ない!這うようにして、やっとの思いで登り切った私に、旦那と子供達の『ママも滑りなよ~楽しいよ~?』の後押しで、私もソリを体験する事に。

正直…メッチャ楽しかったっ!

でもこの坂をもう一度登るのか…と思うと気が遠くなった(笑)

真っ白い砂漠に娘独り。

 

デイトナビーチでも撮ったように、走る車を撮ってみました。

カッコいいねー!

一番奥のトレイルまでやって来ました。

テンション上げていきます。

此処は砂漠なので、トレイルの目印は打ち込まれた杭だけ。方向を見失いそう…我が家は見えている杭の所まで行ってみる事にしました。

あまり歩かれていない砂漠は雪の様で、子供達はエンジェルを作り始めました。同じことを考える方はいるようで、かなり上手に作られているエンジェルを発見。

転んでも大丈夫(笑)

白い丘と白い雲、遠くに見える山の影が本当に綺麗。

 

今回私達がここホワイトポケットに訪れた日は、満月の日。

毎月1回満月の日、限定40名のフルムーンツアーが開催されています(有料)。ネット予約必要で、今回私達はツアーに参加する事が出来ました。腹ごなしをして、日が暮れるのを楽しみに待っていたんですが…どうも雲行きが怪しい。

雲が流れてくれる事を願ってツアーは出発します。

ただ、祈り虚しく満月は雲にすっぽり覆われています。

この木の…幹の横辺りに満月が見えているはずだったんですが…本当に残念です。しかし、ツアーをしている間、周りではずーっと雷が轟いていました。

 

満月が見えない事にガッカリした子供達に、ウユニ塩湖で会得したペンライト文字を作してあげる事に。

USAとWS(ホワイトサンズ)の文字に子供達も喜んでくれました。良かった良かった。

 

ホテルに着くと、途端に大雨。やっぱりウチの子達、何かしら持ってるわ~

モンスーンの季節だけど、雨でツアーやトレイルが中止になる事はありませんでした。

 

次はカールズバット洞窟群国立公園に行きます。

 

続く