今日はザイオン国立公園に行きます。

が、その前に寄り道です。どこにかというと、知っている方も多いと思いますが【ザ・ウェーブ】といわれる1日限定20人しか入れない保護区の抽選会に参加。3か月前に10人ネット抽選で、トレイル前日に10人の計20人。

抽選は9時から。

抽選前に意気込みをパシャリ。

ビジターセンターに向かうと、もうかなりの人がいました。私達はグループ番号20番。ドキドキして抽選を待ちます。

ガラガラガラ~とビンゴの番号ボールが回ります。

結果は…残念!外れちゃいました。

気を取り直して、今日はザイオン国立公園のナローズトレイルに向かいます。

ザイオンには他にも見どころがあるのですが、川を上流に向かって歩いて行くナローズトレイルが人気です。

園内の無料バスの終点からしばらく遊歩道が続きます。

ここのリスは全く人を恐れません。餌をあげるのは禁止されていますが、誰かあげてるんじゃないかな?かなり人馴れしすぎているリスが多かったです。

そんな道をしばらく進むと遊歩道が終わりを迎え、そこから先は川の中を進みます。

余談ですが、無料バスに乗る前に杖をレンタルする事をオススメします。運が良ければ川に入る手前に枝が置かれていますが、夏の時期はトレイル客も多く、無い可能性が高いです。

転んでも濡れても平気!という方じゃないのなら、まさに【転ばぬ先の杖】を用意する方が心強いです。現に私は何度も助けられました。

 

ナローズ(細い)の名の通り、だんだん川幅が狭くなって自然そのものの景観を楽しみながら川の中をジャブジャブと進みます。

ガイドブックに載っていた川はもう少し澄んだ川だったんですが…やはり今の時期モンスーンの為、夕方に雨が降るなと、どこかしらで降っているので水が濁っていました。

残念。

始めのうちは足首ほどの深さで、足取りも軽やか。冷たい水に子供達はキャッキャと騒ぎながら楽しそうに進みます。
時折深くなったり、足を滑らせたり…
段々進むのに慎重になっていきます。そんな中、太陽の光で輝く岩肌を流れる滝に心奪われます。凄いね〜、綺麗だねぇ〜と、皆さん写真を撮ります。
また暫く進むと、川幅が狭くなってきます。
あぁ、上流にだいぶ来たんだなぁ…と感じます。このトレイルには明確なゴールというものがありません。上流に向けて歩いていくと、左右に川が分かれます。そこがゴールと目標にする人が多いようです。何故ならガイド本やネットを検索する限り、その支流から先は許可がいるんだとか…
正直かなり体力を奪われます。
大人でも疲れたので子供達の疲労はかなりのものだと思います。頑張って支流までたどり着いた時はホッとしました。
が…そこまでの道のりで娘は何度も腰まで深みにはまり、息子は何度も足を取られ、もうびしょびしょ。支流に到着したのは出発から2時間半経っていました。同じ道程を帰るので、子供の体力が心配。なんて思っていたら、私が膝から崩れ落ちてザブーンッ!と右半身が川の中に。カメラの望遠レンズはバックパックの左側だったのと、携帯はジップロックに入れていたので事なきを得ました。カメラを持っていた旦那が転けなかったのが幸いです。
子供達も転けたり足を滑らしたりしましたが、なんとか頑張ってくれて、帰りは1時間半で帰ってこれました。
ナローズも、アンテロープ同様に、雨が降ると危険です。天気があまり良くない様なら、すぐに戻れる範囲のトレイルに留めましょう。
 
岸に上がるとどっと疲れが出ましたが、凄く楽しいトレイルでした。
その後、少しビューポイントに寄ってみました。ザイオン国立公園は緑と岩とのコラボがとても綺麗で、人気があるのも頷けます。
帰り道、ザイオン国立公園のシンボルにもなっているマウンテンゴートに遭遇!疲れていた子供達も、一気にテンション上がりました!
グランドサークルを回る中で、ザイオン国立公園は外せないポイントだと思いました。
 
翌日、我が家はツアー会社にホワイトポケットというポイントに案内を依頼していましたが、その会社から連絡があり、ウェーブは外れたけど『サウスコヨーテビュートは抽選当たったよ!』と連絡がありました。
 
翌日はサウスコヨーテビュートとホワイトポケットです!
 
続く