サンタフェから足を伸ばし、チャコカルチャー国定史跡にやって来ました。

国立で世界遺産なのにガイドブックでは大々的に書かれていない。何でかな?とも思ったけどある意味納得!そこまでの道のりは想像を超える悪路。最初は舗装されていた道が続きます。そこで馬が悠々と歩いていました。

が、突如砂利道未舗装がたがた道に変わります。あまりの悪路で子供達の身体は左右に揺れるし、シートベルトのロックがかかって子供達は『苦しー!』と言って何度もシートベルトを締め直していました。そんな悪路を16マイル程進み、やっと見つけた入り口のモニュメント!

そこからもう少し進むとやっと見つけたビジターセンター!
今回の旅の為に購入した国立公園のアニュアルパス(正式名:American the Beautiful)を提示。園内の通行Passを頂きます。
国立公園は各園毎に入場料がかかります。個人でグランドサークルの車旅行を検討されている方がいるなら、この年間パスは$80だけど、絶対お得だから是非購入を!
ビジターセンターからすぐ裏に岩山があるんですが、そこを登ると古代のチャコ・キャニオンの人々が書いた壁画が残っています。

 
ここの一番の見どころはプエブロ・ボニートといわれる大きな遺跡。でもそこに行く着く前にも何点か遺跡があるので回ってみます。

マチュピチュの様に石造りの壁が綺麗に建っています。ただ違うのは、マチュピチュよりも、かなり薄い石を何層にも綺麗に積み上げています。
 うん、比べてみると全然違います。まるでミルフィーユの層みたいです。
突如大きな円形の穴が現れます。此処もまた綺麗に石で形作られています。
以前行ったモライ遺跡の様に作物を育てていた…というわけではないようです。
こちらもはっきりわかっていない様なんですが、どうやら儀式的な要素が強いようです。
道中またも壁画を発見。
最大の遺跡、プエブロ・ボニートに着きました。
『古代の人々~!こんにちわ~!』
どのくらい大きいかというと、Wikipediaによると、8,000㎡にわたる面積を持ち少なくとも650の部屋をもっていて、完成した時点で、ローマのコロッセウムと大体同じくらいの大きさだったそうです。ここの円形の穴はかなり大きく、大小36もあるんだとか。
上空から見ると、この遺跡はDの形をしているそうです。最後にもう一度ビジターセンターによって資料を見ました。
こういう資料や文献など、英語が分からなくても見てると楽しいですよね~
また、ここチャコカルチャーは星空が綺麗な事でも知られているようです。夜には空一面の星が見えるんでしょうね~
 
ここから悪路を戻り、次はフォーコーナズモニュメントへ向かいます!
 
続く