DC観光初日の午後編に突入です。

国立アメリカ歴史博物館を出た目の前にはナショナルモールと呼ばれる東西に長ーい芝があります。その芝のはるか東にうっすらと見えている白い建物。むむむ?なんと議事堂じゃありませんか!それ~!議事堂までダッシュだー!…と青春ドラマの様にはいきませんが、子供達も広い芝にテンションが上がったようです。

続いて向かったのは国立航空宇宙博物館。

ここは映画ナイトミュージアム2でも出てきました。ここでも手荷物検査は実施され、そして入場料は無料。入った瞬間から飛行機やロケットなどが目に飛び込んできます。もう色々あり過ぎて何が何やら(笑)視線を上に下にと何度も頷く動作をする事になるでしょう。

月の石を実際に触る事が出来ます。

行列なんだろうなぁ~と思っていたけど特設ブースがあるわけじゃなく、見つけた時は『え?ここ?』なくらいに、特に立て看板があるわけでもなく、アポロ11号と同じ型のモジュールといわれる金色のラップに包まれたアメンボみたいな物の後ろにポツンとありました。月のパワーがまだ残っているのか分かりませんが、なでなでと触ってみます。

磨かれ、三角形の形となった月の石はツルツルでした。

何かご利益あると良いなぁ~なんて思っていたけど、エントランスに大々的に飾られているはずのアポロ11号の司令船が見当たらず、インフォメーションのおじさんに息子が尋ねたところ『今ないって。貸してるんだって』との事。

なに~~~~!?

フォード劇場といい、ドロシーの靴といい、見れないものが続く…結果として、ご利益は我が家にはありませんでした(笑)

飛行機に関する展示品が大小さまざま。

戦闘機の敵機に照準を合わせるスコープや、母船から飛び立つ戦闘機の映像、管制塔からの指示を聞いて飛行機を無事着陸させるシュミレーションなど様々。

深緑のボディに赤の丸が映える戦闘機。そう、日本の零戦。

この飛行機はサイパンでアメリカ軍に捕まったようです。当時、零戦と一対一で挑んじゃダメ!と言われるほど凄い性能だったみたいです。そして、映画ナイトミュージアム2のヒロインであるアメリア・イアハートの飛行機。写真を見ると映画の女優さん、かなり似てますね!彼女は世界一周の最中に行方不明になった方だそうです。

さてさて、展示品のなかでもトップクラス級の展示物と言えばここ!

ライト兄弟のライトフライヤー号の実物です。痛まない様にライトは光量を抑えたブースで、フラッシュ禁止。テスト飛行の様子を再現映像で見られ、段々滞空時間が伸びていく様子を見て、息子興奮。この人達が頑張ったから飛行機があるんだよ~と言うと、『へぇ~』と感心していました。

歴代のシャトルの軌跡や船内の様子、乗組員の持ち物など展示してあり、その中の1つに子供達興奮。え?なに?と聞くと指さして『m&mがあるよ!』と言う。そんな馬鹿な…と思ったけど、多色にコーティングされた見慣れた小さな丸い粒には、まごう事なき【m】のマーク!ハイテンションになる子供達(笑)

有料ですがプラネタリウムのようなシアターや、飛んでいる体験ができるシュミレーターなどもありました。

本当に広くて物が多くて子供達もヘトヘト。

でも本日最後の議事堂に向かいます。

ホワイトハウスの様に真っ白です。

議事堂を背にして立つと、今日見て回った2件の博物館の奥に大きなオベリスクと、さらにその奥に見える白い建物。明日はアッチに行くぞ!と言うと、子供達『えええ~!?』と驚いてました。NYから今日まで結構歩いてるもんね…でも頑張ろう!

 

つづく