早朝からバタバタと身支度をして、ウユニ空港へ。

迎えに来たタクシーが本当に小さくて、この荷物と我々の重量を乗せて、デコボコ道をちゃんと走るのか不安でしたが、無事アスファルトの道まで出て一安心。

 

さて、空港での問題が1つ・・・

そう、旅の冒頭でも書きましたが、アマゾナス空港の重量が20キロまで!

んな馬鹿な!観光地だろ?!土産物どうしろっていうんだよ!

って訳で子供の長靴とサヨナラしました。

大人はツアーで貸してくれますが、子供サイズがないので買って行ったんです。

これだけで1.6キロあったので、捨てて正解。

量ったら19.6キロ!(;゚Д゚)

あぶなーーーー!

荷物を預けたら、空港利用税なる物をカウンター少し横の別カウンターで支払います。

 

空港で、同じツアーだったお姉さんと遭遇。

思わず熱い抱擁。約13時間ぶり(笑)

彼女はラパスに飛んでその日の夜の便で日本に帰るとの事。

旅は一期一会ですな・・・固い握手を交わして別れました。( ;∀;)

 

波乱万丈の旅はまだ続きます。

ウユニからラパスに戻り、今度はペルーのクスコに飛ぶんですが・・・

乗り継ぎの手続きはラパスでしてくださいって事で、着いたら急いで荷物受け取って、そしてまた航空会社のカウンターで手続して・・・

まぁ、会社が違うから仕方ないんだけど、到着後の次のフライトまでの時間が2時間もない!

え・・・これ飛行機遅れたら絶対にアウトなんだけど?!

しかし手配してくれた代理店さんは、今まで乗り継ぎ出来なかった方はいませんから大丈夫ですって・・・本当かいな!!

 

ラパスに着いたら荷物を掴んで早歩きでカウンターに。

なんとか手続き出来ました!旦那凄い!

ホッとしたのも束の間、ペルーのクスコの到着した物の、お迎えのタクシーが全然来ない。

たまたま同じ代理店で同じツアーを申し込んでいた日本人の方がいて、代わりにホテルに電話をしてくださいました。

すると、明日だと思ってた・・・だそうです。

ええええぇ!?

白タクは避け、空港のカウンターにあるタクシー派遣で車を手配。

空港からホテルまでの街並みはとても賑やか。

ラパスとは雰囲気が違う。町全体が活気と明るさがあって、同じ坂の街並みでも、クスコは町全体がとても綺麗。さすが世界遺産!

 

無事にホテルに着いて、お茶を出してくれました。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━! コカ茶!

砂糖を入れて飲むとサラリと喉を通ります。美味しい!これ砂糖入りは疲れた時かなりホッとするし、私はかなり気に入りました。でも、このお茶買って帰れないんですよね・・・

そう、コカインの原料になるから!!

コカ入りのキャンディーとかあったけど、買って帰ろうものならアメリカの空港で捕まります(笑)

ホテルで一息ついた後、現地の日本語ガイドさんが迎えに来てくれました。
パウラさんと言って、こちらがビックリするほど日本語がお上手!

 

クスコはあっちこっちに遺跡がたくさん残っています。

まず向かったのはタンボ・マチャイという遺跡。

遺跡に向かう坂の途中で岩に石を積んである場所を発見。石を5つ積んである様子が、まるで賽の河原みたいだな・・・とか思ったけど、パウラさん曰く、5つ積み上げているのは間違いで、3つ積むのが正解だそうです。

インカ帝国には3つという数が様々な場所で使われています。

当然それぞれに意味があり、天の神・地上の神・地下の神として、コンドル・ピューマ・ヘビの3体が「聖なる動物=神」として信仰されていたそうです。

石を3つ積み上げるのは、この3神の加護を受けるためだそうです。

さて、遺跡の話にも戻ります。

 

この遺跡、水がどこから引かれて来ているのか未だ不明なんだそうです。

不思議な事に、乾季になってもここの水の流れる水量は一定で、枯れることなくインカ時代からずっと流れ続けているんですって!不思議ーーー!

この枯れることのない遺跡は水を祭る神殿だったと考えられているそうです。

水の神殿=権力の象徴なんでしょうね。

スペイン人に侵略され、壊されてしまい、今はこの形。

昔の姿を見て見たかった。

 

南米にはここだけにしか生息していない植物もあります。

娘が触っている樹の名前は忘れていまったんですが、この樹、まるで日焼けした皮が剥ける様にペリペリと皮が剥けます。脱皮です。病気とかじゃなくて、常にこういった表面が剥げて濡れたような感じ。

下の黄色い花は、ベイビーシューズと呼ばれています。

クルンと丸まった花をそっとめくる様に広げると、本当に赤ちゃんが履く小さな靴みたいになってました。

 

さぁ、次の遺跡です!

ケンコー遺跡です。

子供がしゃがんでいる岩は削れてしまっていますが、カエルを模った物だそうです。

カエルも神なんですか?っと聞くと、動物で神と崇められているのは、先程も書きましたがコンドルとピューマとヘビだけなんだそうです。

カエルは雨の象徴なので、ここは雨乞いをしたり、雨季の農作物の占いをしたりしていたのではないか?と考えられているそうです。カエル岩の裏の大きな岩にはジグザグの溝が掘られていて、そこに流れる水を使って占っていたんだろう。という事です。

では、そのジグザグを見てみましょう!となると思ったんだけど、昔は登って見れたんですが、今は禁止になってました(;´д`)

なので、昔撮った写真で確認。

ワニの口みたいです。

 

この遺跡の裏を通り、先に進みます。

おおおぉ・・・狭い。

この先にあった台は、生贄を捧げる場所だったそうです。

この台の横に階段があります。階段が3段・・・なるほど~

 

遺跡を抜けて緑広がる風景で、ハチドリに遭遇。

しゃ、写真!写真!と慌ててカメラを向けましたが上手く取れませんでした・・・

雨季はよく見られるそうです。

この赤い花もこの辺りでしか咲いていないそうです。名前は忘れました(´-ω-`)

遺跡の出口でコスプレおじさん発見!何のコスプレかというとインカの王様なんだとか・・・この両手を上げるのに何か意味があったのかな?私と撮る時も上げてました。

ペルーは高地なのでジャガイモやトウモロコシの生産が多くて、種類も多数。

茹でたてを売ってました。

試しに購入。粒がデカい!そしてもちもちしてる!

このトウモロコシは一番流通している物らいいけど、アメリカでは食べた事ないわ~

 

ちょっとテンション上がって私が息切れ。

するとコスプレおじさんが草をむしり取ってくれました。

手で揉んで潰して香りを嗅いで深呼吸すると気分がよくなりますよ。っとパウラさんに言われ、もみもみ・・・((+_+))凄い匂いっ!

ミントとは違う、虫よけスプレーの香りにもっと緑臭さを足したような・・・

こんなに沢山いらないので葉っぱ一枚だけありがたく頂戴しました。

 

次の遺跡は旦那が行きたかった場所!

でも長くなったので、後半につづく!(笑)