ウユニの醍醐味に移る前に、ちょと余談。

南米の旅では当然今の生活の様にいかないことは重々承知していましたが・・・

いざ目の当たりにすると戸惑いがかなり多い。

そう、水回り・衛生面が得に!

 

南米はトイレの水圧が弱いのか、お尻を吹いた紙は流してはいけません。

専用のごみ箱があるのでそちらにポイっと捨てます。

子供達にも出発する前から何度も言い聞かせていたのですが・・・

一連の染み付いた流れを止めることは簡単ではありません。

トイレから悲鳴が聞こえます(笑)

「おかーさーーん!どうしよーーー!」

はいはい、どうしようと言われても仕方がありません。

こんな時母は強し。案外抵抗なく手を突っ込みます。

汚い?えぇ、汚いけど詰まらせて大変な事になるよりはましです。

 

さて、トイレ事情を踏まえたうえで、ここ南米はトイレが有料です。

はい、お金取られます。

チチカカ湖でも、遺跡の中でも、ウユニのコルチャ村でもです。

ある種、収入源ともいえます。

大抵1~2ボリ(ボリビアはボリビアーノ・ペルーはソル)

大体1ドル=7ボリ位です(ペルーは1ドル=3ソル、物価が倍です)

まぁ、それでも有料なだけあってか、大抵はそこまで汚くはない。

とは言っても我慢できるレベルってだけで、日頃の生活圏内のトイレと思ってはいけない。

 

ウユニの醍醐味を書く前に、何故トイレ事情を書いたかというと、そんな一面も知ってほしいから。ウユニの白銀の世界と、鏡張りの風景は本当に綺麗です。ただその反面、前回UPした数多の国旗がはためいているレストランのトイレだけは覚悟しておいて欲しい。

 

写真を撮るのも憚られる汚さ!

 

思わず娘からは悲鳴(笑)

塩湖の真ん中にあるので水道は不通。使用した後は溜めてある水を手桶まがいのもので掬ってかけ流さないといけないのだけど、そこまで調べずに使用している人が多いのでハエがすごい!子供が座っている間、懸命に近寄ってこない様に払う。ハエ取り紙は常に満員御礼状態になっている・・・

しかし、ここにしかトイレは無いのだ。

いくら取られるかって?

 

5ボリです。どんなに汚くても5ボリです。

 

市場からしてもかなり高額な値段!しかもドルだとおつりはくれません。

小銭が無くてトイレの前で立ち往生している人、入るのを諦める人とすれ違います。

でもね、汚くても行くしかないのです・・・

だってこの後サンセットを見てホテルに帰るツアーの場合、最低でも後3~4時間はトイレ行けませんからね!

 

子供達が、観光客の寄せ書きノートに「トイレ汚い!」と思わず書いてました(笑)

今後、このトイレの改善が行われるかは不明です・・・

されないだろうな・・・汚くても払うから。

ウユニ旅行を検討されている方がいらっしゃいましたら、ここのトイレだけは覚悟して行かれる方がいいですよ(笑)

 

さあ!汚い話の後は、綺麗ななウユニの世界に!

 

つづく