夢の話をたまにするんだけど、生まれつき眠りが浅いからずっと夢見てるし、眠りが深くなることがないから夢全部覚えた状態で朝を迎える人生で。

 

小さい頃家庭環境がかなり悪かったために、追いかけられるような夢がかなり多かった。

ゴジラみたいな怪獣に追いかけられたり、全校生徒に追いかけられたり、ギャングみたいなのに追いかけられたり。

そんな同じような夢を何度も見るたびに、今自分は夢の中にいるんだっていうのに気付くようになった。

早い段階から明晰夢の状態を作り出してた。

 

その小さい頃に夢の中で作ったルールがあって。

夢の中でうつぶせになって寝たような状態になると、現実世界に戻れるっていうことにした。

だからいろんなのに追いかけられてて、夢だってわかってても怖いものは怖いから、身の危険を感じてそこから脱出したいと思ったら、地面にダイブして寝ようとするという行為をしていた。そしてそれでちゃんとすぐに夢から覚めることができた。

 

 

そして現在の話。

細かく言うと3時間睡眠くらいで2週間分夢の中で生活してる感じなんだけど。

そうなると夢の中でも10回は寝る計算になるんだけど、これがもう起きることはなくなってしまった。

夢の中で夢を見るっていうのもたまーにあるけど、夢の中で寝るとだいたいすぐに朝を迎える。逆に夢の中のほうがリアルっぽい動きをしてる。

ポンポン違う夢に飛ぶでもなく、日によって生活する場・出現する場は違うんだけど、そこで2週間過ごす感じで、夢の中で出会う人もその2週間は固定のメンバーになっている。

単純にパラレルワールドで生活しているみたいな感覚。

ただ明晰夢に慣れすぎているので、出かける時も歩いたりはしない。5~8cmくらい体が浮いた状態で移動してる。

体は軽いので、ジャンプするたびに高く飛べるようになって、落ちる時はゆっくりと落下する感じなので、遠くに行くときは基本屋根とかジャンプしながら空を飛んで移動する。

ビート板みたいな薄い板なんてあったら、両手に持つと普通に上空に浮遊も出来る。

 

 

話が横道にそれてしまったけど、変わってしまったルールというのは、夢の中で寝た時のルールのこと。

今は夢の中から自力で起きることは出来ない。

外部からの目覚ましがない限りは。

元々マンガも読まないし、アニメも見ない子供だった。

アニメは見ないけどアニソンは好きだから、本編は見ずにOPとEDだけ見たりしていた。

TVではお笑いとかドラマ中心に見てた。

何度もトライしたことはあったんだけど、2次元の世界観には入っていくことができなかった。

 

受験間近の高3の夏休み。

普段やっていないような映画がTVで流れていて。

うちはド田舎で映画館も存在しないから、当時は映画はTVで見ることしかできなくて。

その日も朝から夏休みの子供向けにやっている映画を見ていた。

アニメじゃないことだけを確認して、タイトルもよく見ずに。

 

そこには「オレの妹急上昇」に出てた坂上香織と、「いつも誰かに恋してるッ」に出てた大沢健が出ていて。

すっかりその世界に入り込んでしまった自分がいた。

当時はネットのない時代だから、終わり次第新聞のラテ欄を見てタイトルだけ覚え、

録画しなかったことを後悔しながら、この気持ちをどこに吐き出せばいいのか悩んだ。

 

これが「電影少女」との出逢いだった。

スタートは実写映画だった。

 

夏休みが終わり、友達に聞いたらマンガ原作だということを知る。

そして単行本を数冊持っていたので貸してもらった。

いつもなら入りきれないマンガだけど、なぜかこの作品だけ素直に入ってきた。

借りた本を返した後、すぐに今出ている分を全部購入することにした。

うちの本棚にはびっしりと小説が詰め込まれていて、そこにマンガが置かれるのはなかったため、

母親は何があったのかとものすごく驚いていた。

 

その後その友達に、うちがアニメに興味があると思われて、好きな作品をどんどん持ってきた。

これがまた違う派生をし、友達としては不本意であったと思うけど、

作品に対してではなく、声優や歌手に興味が沸くという事象が発生する。

 

高校を卒業したらすぐに上京するというのは前から決めていたので、

上京してすぐに実行したのが、秋葉原に行って映画の「電影少女」のビデオを探して購入することだった。

中古しか見つからなかったけど買うことは出来て、今も手元にある。

そしてあの頃のことを思い出しながら、やっとまた見ることが出来て、何度も何度も繰り返し見ていた。

今はビデオデッキがないから見られないけど。。。

 

それから大学に行きながら、声優の養成所とかボーカルスクールとかに通うようになるわけで。

「電影少女」を偶然見ていなければ、この後ろの流れは全部存在しないわけで。

友達ともそういう話はせず、淡々と大学に通っていただけだろうし。

交友関係から何から180度違う完全にターニングポイントになっていて。

全てが夢なのかなって時々思うことがある。

 

今も本棚には、マンガは桂正和先生の作品しか存在していない。

 

その「電影少女」と「I"s」のギャラリーを今やってると昨日知って、

すぐに渋谷に向かった。

11日までやってるから好きな人は行くべき。

 

 

今はツイッターのほうが見る人も多いんだろうけど、

なぜこの熱さになってるのかを伝えるには使えないツールなので、

あえてブログのほうに残しました。

 

「電影少女」の内容のほうに触れだすと書ききれなくなるので、

自叙伝みたいな感じにガワだけ。

 

まさかのキターー!
出版社にはもちろんなくって、ネットで探しても中途半端にしか売ってなくて。
もう諦めていたアルスラーン戦記が。。。あったーー!
ありがとう!ありがとう!
古本屋だから中古だけども、すでに売ってないないものだから値段もそれなりだったけど、
前回希望していた11~16を文庫で買うことが出来ました!

ちょっと振り返ります。
角川文庫で1~10巻。
ここで一度停滞。
カッパノベルス(新書)で1-2,3-4,5-6,7-8,9-10からの11~16という特殊な出方。
カッパノベルスが13が出て一旦停滞した時に、
光文社文庫から1~16が出始めてった感じ。
だから買う時期によってめちゃくちゃになってるんだよね。。。
新書が間に入ったのがほんときつかった。。。
これで一旦購入意欲削がれて止まってしまったわけで。


さて、アルスラーン戦記は無事揃ったので、
また脱線していきます。
上記のように色々体系変わったのってよくあることで。

すごう大好きな作品の1つに、「宇宙皇子」があります。
最初からだったと思うんだけど、全50巻になるっていう話で。
これを集めていました。
これは最初からカドカワノベルズなので新書タイプです。
宇宙皇子 地上編 1~10
宇宙皇子 天上編 1~10
宇宙皇子 妖夢編 1~10
宇宙皇子 煉獄編 1~10
ここで停滞。。。
で、急にここから角川文庫に変更。
最初ここでサイズ小さくなって本棚に並べるのが嫌で、
新書が出ることを信じて待ちました。
・・・と、どう考えても出る気配がない。。。
今と同じ状態で、もしかしたら買えなくなるんじゃないかって思って、
当時は諦めて文庫で購入しました。
今振り返ると、結局文庫のみしか出てません。
むしろ最初の40冊が文庫で出直したくらいに。

さて、さらになんだけど。
この宇宙皇子 黎明編。
1~6まで普通に出てたんだけど、ここで急に、
宇宙皇子 黎明編7(7,8合併)
宇宙皇子 黎明編8(9,10合併)
という形で、全48冊で50巻として完結しました。
後から合併ならわかるんだけど、初版で合併?
最初意味がわからなかった。。
ほら、本好きとしては、本当は新書で50冊宇宙皇子が並ぶのを夢見てたのに、
新書40冊、文庫8冊が並んでるわけです。
ん-、当時は本当にここ相当ショックだった。


も一個脱線させて。
何度も引っ越すたびに、なぜか小説を入れた段ボールが徐々に減っていき、
紛失していった経緯がありまして。。。
ほんとはめっちゃあった本が、今ではそこまでびっくりするほど残ってはいないんだよね。

当時はさ、電撃文庫だとかスーパーファンタジー文庫とかさ。
創刊した時から全ての小説買ってたりしたわけで。
なのにそういうのはほぼまるまるない。
全部失いました。。。

小説の段ボールが多すぎて、チェックしきれなかったんだよね。。。引っ越し時。

悲しい思い出。