小さい頃から本の虫で、たくさん本を買ってもらって読み漁り、
それでも足りないから結局図書館に入り浸っていたあの頃。
新刊の情報は、新聞や本屋さんの新刊予定でしか確認できず、
しかもド田舎だったから、新刊予定通りに来ることはなく、１か月遅れることなんてザラ。
3か月遅れたりもするくらいの状態だった。
いつ入ってくるかもわからないから、地元の本屋さん5店舗を学校帰りに毎日チェックしてた。
そんなバックグラウンドっていうことを踏まえて。
中学の頃に新聞に「創竜伝」の広告が載っていた。
小学校の頃は、推薦図書になっているようなものや、
フォア文庫、ポプラ社、青い鳥文庫、岩波少年文庫みたいな手軽なものをメインに読んでて、
図書館ではまた違ったもの読んでいたわけで。
ここから講談社ノベルスに興味を持って切り替わるのがすごい不思議な感じだった。
そしてこの「創竜伝」に感化されて、さらに本だらけの生活に進んでいったわけで。
この後、何度も引っ越しを繰り返すんだけど、
そのたびに本は増えていき、ちょっとずつ売って減らしてはいたものの、
本だけで20箱近くの段ボールをずっと移動する状態。
過去にうちに来た人は知ってるかもしれないけど、いつも狭い部屋の左右の壁が本の段ボールで埋まっていて、
寝るところもほとんどないみたいな部屋に住んでた。
今では本を読む時間があまりとれなくなり、新刊を手にすることもなくなっているんだけど、
たまに検索して各シリーズの続きがどうなってるのかを確認したりするんだけど。
昨日「創竜伝」を久しぶりに検索してみると、新作がでていたので注文し、先ほど届いた。
うちが持ってたのは13巻まで。
これにしたってもう18年も前の作品。
今回、14巻と15巻を買ったんだけど、15巻は去年の年末に出たことになっている。
で、なんでこんなに年月の話をしてるのかというと、
この15巻で完結している・・・！！！帯に完結って書いてる。
田中芳樹の作品で・・・完結！？！？
長引きすぎて出版社変わって購入できなくなったりもして、シリーズとして全巻購入できなかったとかもあるような感じなのに。。。
「創竜伝」がちゃんと完結している！？！？時間はものすごくかかってはいるけど。
そこにかなりの衝撃を受けている。
田中芳樹好きな人には申し訳ないというか、衝撃がかなり遅めではあるわけで、
「何を今頃・・・」と思われるかもしれないけど、本当にびっくりした。
田中芳樹さんお疲れ様でした。
Wikiみたら68歳なんですね。そうですよね。。。
「アルスラーン戦記」のほうは、
1～9巻が角川文庫の背表紙紫。
10巻が角川文庫の背表紙水色。
11巻がカッパ・ノベルス（新書）。
そこで止まってて困ってる。。。
少なくとも文庫と新書混ざるの嫌だから、11～16を後続で販売してた光文社文庫で買いなおしたいけど、
どこにも売ってない。。。