【食べる力と心の力】理想を手放す勇気 | 水中モデルayako

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息子の難病&ステロイド内服からの脱却経験から[笑顔で食べるチカラ]を提案するWellness works代表。プロの水中モデルとしても多数のメディアで活躍中。
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長男はITP【血小板減少性紫斑病】の慢性の診断を受けています。


嬉しい変化があったので久しぶりに病状のお話。




一昨日、定期採血でした。

なんと

血小板数値が25万!!!



通常30万前後と言われているので
【正常な数値】に戻りました!!!





【食べる力】は大事だけど

【心の力】も大事だと改めて気付かされました。






始まりは4歳の秋。

壊れた蛇口のように止まらない鼻血。
顔色も悪くなるばかり。

近所の小児科へ行くも、異常な様子から大きな病院へすぐに移動。

診察の時のことは良く覚えてる。

「お母さん、ゆうひくんは今生きているのが不思議なくらいですよ?」

…何を言われているのか全く分からない。

でも、
看護師さんが何人も来て対応してて、
理解出来ていない頭とは裏腹に

体は全く動けないし、足に力が入らなくて看護師さんに支えてもらって椅子に座った。

…でも相変わらず頭の中は真っ白で
何を言われているのか分からない。

物凄い吐き気に襲われて、
手が震えすぎて、

入院の資料を書く字がぐちゃぐちゃで全く読めない。




その時息子の血小板数値は正常な数値の100分の1。
怪我をしたら普通の怪我の100倍のダメージになる状態。




あれから少しづつ体のことを学び出して
独学でいろいろな方向から少しづつ知識を得て行きました。

もともと食べることに意識は高いつもりでした。

【つもり】だったんです。


劇的に食生活を変えて、
全て手作りのストイックな生活を始めました。




でも

少しづつ数値は良くなっているものの、
ステロイド剤が手放せず、パンパンの顔。


↓これはピーク時の入学時期。





顔が今とはまるで別人。







正直、当時を思い返すと私のエゴで息子にはかなりストレスをかけていたと思います。

そして私も突き詰めて対応したい気持ちと、
それを拒む息子との衝突で疲れ果てていました。

本当にね、

一時期毎日怒鳴り合い。取っ組み合い。

当時3歳くらいの真ん中の娘が
「もう止めてっ!」って泣きじゃくるくらい激しく息子とぶつかり合っていました。

【母で妻の私がこんなんじゃ家族がダメになる】



疲れ果てた私は

【理想を手放しました】





思い返すとそこからどんどん病状が良くなった。





理想を手放すと言っても

もちろん、
体の為の食事を全て手放したわけではなく、

【心の栄養】に目を向けるようになりました。

どれだけ体に良い食事を取っていたとしても

【心で栄養を感じなければ何の意味もない】

【楽しく食べることの大事さ】を強く生活に入れていきました。





【選べる知識】は大前提に大事。

でも

【毎日笑顔でhappyに過ごせること】はもっと大事。


何かに固着するのではなく、
常に柔軟ではありたい。


そうであるからこそ柔軟にいろいろな物事と付き合えて広く周りを見渡せる。





私だから伝えられること。





食べる力はすっっっっっごく大事。

でも

心の栄養はもっっっっっと大事!!!





特に完全に知恵が付いてきた子どもはね。




だからこそ今の時代は

【選べる知識】だと私は思っているし

そこを伝えたいんです。





2週間に一度の採血だったのが今では2ヶ月に一度。

前にも書いたけど、

息子は採血で泣いたことは一度もない。嫌がった事も一度もない。


本当に頑張って過ごしてきたね。


次の2ヶ月後までも
バランスを取って楽しく過ごそう!