皮肉にも
誰かが自分の悲哀を
楽しんでいたとしても
『それでもいいの』
とあの娘は笑う。

夢の続きが覚めないうちに思う存分楽しんでおきなさいと誰かが言う

真っ赤な心のつぶやきが
答えなのかもしれません






ぼくの回りには記憶の中にいた人たちがいて
皆が手をにぎってくれていておりますよ

だんだんと視界が暗くなっていくとともに
だんだんと音が遠ざかってゆきます

肉塊になる前に