現在SNSで、「カンボジアで拉致未遂」という話が大きく拡散されています。




その影響で

「カンボジアは危険」
「一人で行く国ではない」
「女性の一人旅は危ない」

といった声も多く見かけるようになりました。


でも、被害に遭った本人の発信を追っていくと、これは普通の旅行中に起きた出来事ではなく、

発端は“海外で稼げる案件”に誘われ了承した事でした。


つまり問題の本質は国の危険性ではなく、
海外案件という構造そのものです。


そしてそのような話を持ちかけるような危険な人物の存在を周知するべき事が一番の注意喚起ではないでしょうか。

この点が抜け落ちたまま話が広がっているのが、とても気になっています。

詳しくはnoteにまとめました。





私はこの件以前から若い人の間に蔓延る「海外案件」に強い違和感と嫌悪感を抱いていました。



今回の方はカジノ案件との事でサクラ的な仕事内容で騙された…との事でしたが多分不法就労にあたりますよね。



また、売春目的で海外渡航する女性も多く昨今は問題視され特に若い女性の一人旅に対するチェックが厳しくなったみたいな報道もあるくらいだし。


https://news.yahoo.co.jp/articles/1612fbcc18d1959ed416e294778d47b52705a36f



「海外案件」


冷静に考えれば、どう見ても危険性の高い言葉です。



闇バイトという言葉がここまで周知されても、

それでも危機感を持てない人がいるのはなぜなのか。


その答えの一つは、

人が置かれている環境だと思っています。



こういった話に乗ってしまう人は、実は遠い存在ではありません。


直接の知り合いでなくても、

「知人の知人が成功したらしい」

「SNSで見たことがある」

そんな断片的な実例が、無意識に判断のハードルを下げていく。


その結果、


自分「は」大丈夫

ではなく

自分「も」大丈夫


という感覚にすり替わってしまう。


そこを、うまく言いくるめられてしまう構造があります





SNSがここまで発達した社会で、悪質な情報から完全に子供を遮断することはもう現実的ではありません。



でも同時に、回避する知識や自分を守るための情報にも、いくらでもアクセスできる時代です。



問題は「情報があるかないか」ではなく、それをどう判断する力を持てるかだと思っています。



これから成長していく子供たちや若い人たちが、同じような構造の事件に巻き込まれないことを願っています。



そのためには、適切に疑い、考え、自分を守る力を育てる教育と環境が必要です。




まずは親である私たちが学び、話し、共有すること。そして社会全体がそれを支える方向に進めたらいいなと思います。