お昼を食べずに買い物していたのでさすがにお腹が空いていたので、ケーキの前に軽くご飯を食べる事にしました。

少し前にMが『粉ものが食べたい!』と言っていたのを思いだし、地元では闇で有名なお店に連れていきケーキ屋さんまでのドライブで食べれる様にテイクアウトしました。


M『こんなお店知らなかった~。結構、お客さん居たね~。』

ハチ『でしょ?前の仕事の時は帰社途中に夜のデスクワークに備えてよく寄り道してたんだ~。』


見た目は普通かそれ以下なのでMも口に入れるまではちょっと味を疑っていましたが、私の勧めで口に運ぶと『美味しい!!』と、喜んでいました(´∀`)
でしょでしょ~と、運転しながら私も懐かしい味を口に運び、隣で美味しそうに食べるMの姿を見ていました。



しばらく車を走らせケーキ屋さんへ。


もちろんケーキもこの辺りでは美味しいと評判のお店。

M『わぁ~美味しそ~(〃∇〃)』

たくさん並んだケーキを目の前に悩むM。

ハチ『好きなだけ食べていいよ、二個でも三個でも。』

M『ハチは何個食べるの??』

ハチ『う~ん…どうしようかなぁ~。』

私は一個で十分でしたが、きっとMは二個食べたいケーキがあって迷っていたし、私が一個しか食べないとMも食べにくいだろうと思い、

ハチ『二個食べるよ』

と、答えました。

M『じゃあ私も二個(゚∀゚)』

Mはキラキラと目を輝かせてケーキを選んでいました。

先にMにケーキを選ばせ、私は迷っているフリをしてMに席に座る様に促しました。

Mが席についたのを確認してケーキを選び、店員さんに耳打ちしてお願い事をしました。


座席に着き、先に飲み物が運ばれてきました。。

私はホットコーヒー。
Mはホットミルクティー。

(M『ねぇハチ、これ…どうやって飲むの?』)

普段、あまり紅茶を飲まないMから小声で尋ねられました。

ハチ『普通に注いで飲めばいいよ』

M『この…茶こしみたいなやつは??』

ハチ『茶こしって(笑)こうしたらここが受け皿になるから邪魔にならないとこによけておいたらいいよ。』

M『うわ~いい香り。こんな紅茶飲むの初めて(´∀`)』

ハチ『ほんとだ、こっちまで香りが漂ってくるよ。あ、あまり長くおくと渋くなるからね~。』

M『そうなんだ。たまには紅茶もいいね。
美味しい~っ(´~`)』

しばらくお茶を楽しんでいると先に私のケーキがきました。

そしてMのケーキが来るのを待ちました。



Mのケーキがやってきた途端、笑いだすM。


ハチ『ハッピーバースデートゥーユー(笑)』

M『何これ~!!嫌がらせ??(笑)』

ハチ『誕生日といえばロウソクでしょ。一発で消してね(笑)』

M『よ~し…』


結局、一発では消せず、二度、三度吹き火を消しました。

M『年がいくと肺活量も落ちるのよっ(;´Д`)』

ハチ『Mはまだまだ若いよ~(笑)』

M『てか嬉しいけど…照れる(笑)』


はにかむM。


ハチ『じゃ、ケーキ食べようか(´∇`)』

M『うん(〃∇〃)
…。
超・美・味・し・い♪』

ハチ『そりゃよかったよ。』

大満足のMに私も嬉しくなりました。


帰り道の車の中。

M『本当に素敵な誕生日をありがとう。楽しかった~。』

ハチ『Mが喜んでくれたならよかったよ。』

M『…でもいっぱいお金遣わせたよね…。』

ハチ『そんなに大して使ってないし、一年に一度の誕生日だからね。
めでたい事はケチケチしたくないから。きっとMの事だから気を遣うだろうとは思ったけどね(;´Д`)』

M『…そりゃ心配するよ…。でもありがとう。嬉しかったし楽しかった。』


こうしてMの誕生日は終わっていきました。
きっとこうして過ごす誕生日は最後になると思います。

最初で最後の二人で過ごしたMの誕生日。



もう…次のMの誕生日に私は隣に居ないかもしれません。
その次もそのまた次も。



きっとこれからは旦那と子供と。
幸せな家族で誕生日を過ごすんだろうと思います。


だから…。
今だけ。
もう少しだけ。
Mの隣に…。