『叔父から書留が届いている』
と、母から連絡があった
書留ってことは…お金だよね?
何のお金だっけ?
娘の入学祝い…にしては
時期が遅いような
よく分からないまま、実家へ
私「書留って何のお金?」
母「ほら…(息子)の…あれ、よ」
息子の香典だった
去年、何もしてあげれてないからと
叔父は、父の兄で未だに結婚してない
九州で1人で暮らしながら
施設にいる母親をみている
関西地区に住んでいる私達とは
なかなか会えない
封筒には、現金と手紙が入ってた
『お悔やみは言いません。
これからも家族みんな、健康に豊かに
お過ごし下さい。』
そんなような事が書かれてた
お悔やみを言わないとは…
なかなか斬新な挨拶だな
叔父らしい…というか
だけど、お陰様で気は楽だった
去年、たくさんの人から香典を
いただいたり、お悔やみの手紙を
もらった
そのたびに辛くて悲しくて
どんどん負の感情を積もらせた
1年経った今は、その時よりは
精神的にはまだ落ち着いてる
叔父にお礼の電話をした
叔父「元気出さんと、いかんとよ!」
分からないけど、九州の言葉で
そんな風に言ってた
ありがとう
いつか九州に遊びに行けたら
いいな