今日、本屋をぶらついてるとぱっと目についた本。
『生きる 谷川俊太郎』
ものすごく優しい写真が表紙の本でした。
中を開いてみると、どうやら谷川俊太郎さんの本ではなく、
谷川俊太郎さんのmixiコミュで、『生きる』という詩について
いろんな人が自分が生きる、ということはどうゆうことなのか、みたいなことを集めたものだったみたい。
その本の始めにあった、谷川さんの詩がこれまた素晴らしかったので、ここに載せたいと思います。
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『コトバの波紋』 谷川俊太郎
会ったことのない人たち
名前も知らない人たち
どこに住んで何をしているのか
少女なのか主婦なのか
短大生なのか課長なのか
農民なのかフリーターなのかも分らない
でも日本語を話し書く女たち男たちが
脚で歩けないウェブの街角でお喋りしている
声が聞けないウェブのカフェで議論している
地図にないウェブの村はずれで落書きしている
そこはコトバによって創られる架空の世界
自分と他人をミックスできる未来へ開く小宇宙
そこでは…
コトバがコトバに一目ぼれします
コトバがコトバの卵を生みます
コトバがコトバを揺り動かします
コトバがコトバと鬼ごっこします
コトバがコトバでうがいをします
コトバがコトバに笑いかけます
コトバがコトバと手をつなぎます
そしてそこでは…
どんな小さなことも
どんなくだらないことも
どんな恥ずかしいことも
どんな無意味なことも
どんな分らないことも
コトバになったおかげで
生きてます いまを
黙りこんでいる人もいま生きていて
怒りくるっている人もいま生きていて
生きていたくない人もいま生きていて
生きていることにたとえ意味は見い出せなくとも
生きていることはひとまず美味しいと
そう感じられる幸せを求めて生きているいま
たとえばこっちは夜そっちは朝(多分)
でもいまは同じこのいまの地球に生きるあなた
コトバの小石を投げこんでください
コトバの波紋がどこまでもひろがって
やがてどこかの誰かに届くまで
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谷川俊太郎さん。いつか、お逢いしたいです。
今日、買った本については、また紹介したいと思います。(。・ω・。)v