久々に再会しました、とある詩と。



ある方の日記を拝見してるときに、



「あれ?コレ、知ってる。」



と思って、思わず本棚に駆けてゆきました。



手に取った、





『いまぼくに』   谷川俊太郎詩集





やっぱりそうだった。



この中にあった。



谷川さんの詩って、なんだか深くて好きなんですよね。



文より、詩が好き。



この詩は、その中でも世界があって好きだったんです。











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カムチャッカの若者が きりんの夢を見ているとき

メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている

ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき

ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする



この地球では

いつもどこかで朝がはじまっている



ぼくらは朝をリレーするのだ

経度から経度へと

そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと

どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる

それはあなたの送った朝を

誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ




『 朝のリレー 』  谷川俊太郎



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ね?



素敵な詩。



あたしが眠りにおちるときに、誰かの一日が始まる。



そう、思うだけで、なんだかいい夢みれそうになる。



今夜は、もう一度この詩集を読み返そっと。