先日、
ある親子のやりとりに遭遇しました。
（勝手にウォッチングしてごめんなさい）
お母さんと３歳ぐらいの親子で、
買い物をしていました。
どうやらお母さんは次の予定があるのか、
少し急ぎ気味。
でも、子どもは好きなものをまだ見ていたい様子。
母「そろそろ次のお約束があるから、行きましょう」
子「まだ見たい！」
こんな状態でした。
そこでお母さん、
母「次の約束に遅れるとママは悲しいな…」
「約束を守るのを〇〇ちゃんにも手伝って欲しいな！」
「そしたらママは嬉しいし、すごく助かる！」
子「じゃ、ママを助ける！」
母「ありがとう。嬉しいよ」
細かなやりとりはもっとありましたが、
ざっくり言うと、こんな感じでした。
会話の内容を聞いて、
本当に驚きました。
「このお母さん、私のBlogを読破してるのか！？」
そう思わされるほどのやりとりだったからです。
（勘違いなのは、重々承知です…）
では、
何が良いのか。
このお母さんの声かけは、
【ｉメッセージ】
を使っているところが素晴らしいのです。
過去にもBlogで書いたのですが、
【ｉメッセージ】での声かけはとても大切です。
「私」を主語にすることで、
相手に「強制」や「押し付け」をしていないのです。
ちなみに、
逆のパターンは「youメッセージ」です。
「なんで、(あなたは)お母さんの言うことが聞けないの？」
こうなります。
上記の例でいくと、
お母さんは全て【ｉメッセージ】を使っている。
自分の気持ちを相手に伝えているだけ。
相手を責めたり傷つけたりしてません。
子どもの心にもダメージを与えていない。
私の個人的な意見ですが、
かなりBestな声かけだと思います。
「このママやるな～～！！」
と、リスペクトしました。
普段からこんな感じなのでしょう。
だから、そこまで揉めることもなく、
お母さんの願いが伝わってる。
きっと子どもの方も、
自分の存在価値を知り、しっかり持ってると思います。
逆に、
上記のお母さんのように声かけをしたうえで
子どもが、
「よっっしゃーーーー！」
「ママを、超絶困らせてやるぜーーー」
「やったるでーーーー！！」
「イエェェェーーーーーーィ！！！」
３歳ぐらいで、
空前絶後の超絶怒涛のサンシャイン池崎ばりの子がいたら、
すぐに私のところに連れてきてください。
そんなジャスティスな子は、
ある意味、緊急事態です。
今回のやりとりを見てて、
改めて思いました。
子どもへの言葉は、
ものすごい力を持ってると。
力がある分、
使い方を間違えると、
子どもを傷つけてしまう。
『心の傷は、一度つくと簡単には治りません』
そうは言っても、
面倒だと思います。
急いでいる時に、グズったりすると
「言うこと聞きなさい！」
「置いて帰るよ！」
こんな感じで言ってしまいます。
どうしてもしょうがない時もあるでしょう。
しかし、
できれば、
常に使用するのはやめてもらえると、ありがたいです。
あんまり乱発すると、
子どもの自己肯定感がどんどん低下します。
知らなかった場合はいいんです。
そんなこともあります。
でも、
知った今日から、
少しずつでも変えてもらえればな、と思います。
satocこーち
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2017年11月21日 21:25
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