「♪バナナン、バナナン!」
「誰か助けて~!」
「♪バナナン、バナナン!」

道場内を逃げ回っていたニシカワは、「ひ~っ!」と悲鳴を上げると外へ逃げていった。
「♪バナナン、バナナン!」
ニシカワを追ってTが道場の外に出ようとしたのだが、
「♪バナ…どごわぁっ!」


ゴ~~ン
という除夜の鐘のような音が道場を揺らしたと思ったら、扉の前でTが頭を抱えてうずくまっている。
どうやらスキップが高すぎて、鉄骨製の鴨居に目から火が出るくらい、しこたま額を打ちつけてしまったらしい。




バナナの唄は、
「とんでったバナナ」というのが正式名称である。
飛んで行ったバナナがどこへいったのかというと、
小鳥につつかれ、
ワニと踊って、
最後は髭を生やした船長が昼寝をしているところに「スポン」と落下して、
そのまま食べられてしまうというバッドエンドである。

バナナン、バナナン、バーナァナン!!