こんにちは
先日お客様から訃報が入り、お悔やみに行ってきました
亡くなられたのは、奥様(74才)
持病の糖尿病が悪化し
2年ほど前から人工透析を始め、入退院の繰り返しだったようです
その間にも、閉塞性動脈硬化(下半身の動脈硬化)で
血流が悪くなり下半身がむくみ
ステントなどの治療をするも、石灰化の進みが早く
治療の効果は一時的
結果、昨年9月に左足壊疽(えそ)でひざ下を切断
2か月後の11月には右足壊疽(えそ)でひざ下を切断
切断後は、無くなっているはずの「足の先が痛い」
とおっしゃっていたそうです
そして今年の4月には呼吸困難の為、喉を切開
5月には人工透析ができなくなり
6月11日に帰らぬ人となられたようです
遺影には6年前に旅行で撮ったという
ふっくらした笑顔の奥さんの写真が飾られていました
これが糖尿病という病気の怖さなんですよね
我慢できてしまう自覚症状・・・
合併症が出るまでは、数年から十数年
病気を理解し、しっかりとした治療をしないと
合併症が始まると誰もその進行を止めることができないということです
とても献身的なご主人は、奥さんの入院されていた病院まで
ほぼ毎日片道40分の道のりを自転車で往復されていたんです
ご本人は痛くて、苦しくて、そして不安でいっぱいだったと思いますが
それを見ているご家族もとても苦しかったと思います
※ちなみに2010年の統計では
日本人の糖尿病患者数は1070万人
日本の透析患者数は297,126人だったそうです
合併症は決して他人事ではないことを自覚してくださいね
マックスハート