六花box作り方(続き)です
 
今日は、「曲面の布貼り」について説明します
 
 
前回作成したパーツを貼り付ける順番ですが
 
1枚目は
左右の脇にひらひらのあるパーツ
(1枚だけ作ったはずです)
を、接着剤で本体に貼ります
 
布は、裏にケント紙が貼ってあるので
接着剤多めでも、布を汚す心配がありません
布裏のケント紙に接着剤を付けて貼っていきます
 
貼り方は
とにかく本体とずれないように
貼り合わせます

ずれていないかどうかを
目で確認できるように
脇の布のひらひら部分には
とりあえず、接着剤をつけず
 
 
貼った裏から
パーツがずれていないことを確認したら
次に脇の布を貼っていきます
 
脇の布を貼るときは
本体側に接着剤をつけて貼りますが
ケント紙の本体は水に弱いので
接着剤は少な目にします
多くつけると箱が崩れる原因となります
 
脇の布のひらひらは
まんなかに切れ込みを入れてあるので
皺はできないと思いますが
もし皺ができるようであれば
切れ込みを入れてください
 
そして
上側の余白部分は
 
 
切れ込みを入れなくても
そのまま内側に貼りこんでしまうと
綺麗に貼ることができます

このとき
内壁に力を入れないよう
注意してください
内壁を押してしまうと
内側の壁にスキマができたり
歪んでしまうことがあります
 
そして
下側の余白は
 

 
そのまま面に沿って貼っていきます
角部分の処理は
(カルトナージュ的にはイロイロありますが
今回はケント紙なので)
このまま折りたたんで
貼ってしまって大丈夫です
 

2枚目~5枚目のパーツは
同じ作業になります
 
2枚目は1枚目の隣に
本体からずれないように貼ります
脇のひらひらの裏から
ずれていないか確認しながら
貼っていってください
 
3枚目
4枚目
5枚目
 
ここまでは
まったく同じ作業です
 

最後の6枚目は
左右両方の脇の布を
後ろに折って貼ったパーツですので

そのまま綺麗に見えるように貼り付けます
 

実際に貼るとこんなかんじになります
 

貼り方を説明しましたが
これが唯一の貼り方というわけではありません
 
綺麗に見えれば
どんな貼り方でも
「これはダメ」
ということはないので
 
ご自分で、色々工夫されるのも
よろしいかと思います