~ 刃先の角度 ~

 

刃先の角度は

カッターの用途を左右するくらい

大事なものです

 

刃先の角度が鋭ければ

ピンポイントで力も入りますし

細かい細工がとてもしやすくなります

 

最初にペンタイプのカッターを

簡単にご紹介しましたが

大抵のペンタイプは刃先が30°程度の

かなり鋭角なものがほとんどです

 

刃先が鋭角になるに伴って

カッターの折り目角度も鋭角になります

 

折り目角度は

力をカッターにかける方向と

同じになっているそうです

 

 

なので

鋭角になるほど

カッターを使うときの

カッターとカルトンとの角度は

縦向きの力となります

 

ということは

 

カルトンに刃先が食い込みやすく

かつ

小回りがききやすいわけです

 

 

よくある60°程度の角度の場合

斜め横からの力をかける形に

なりますので

 

カルトナージュをする場合でいえば

直線をカットする場合に適しています

 

 

 

一方、突き刺してカットするタイプの

鋭角のカッターは

曲線のカットに適しているといえます