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さいたま(浦和)

ポーセラーツ・カルトナージュ教室

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以前何かの話題のときに
100均のお皿が爆発したのよ~
という話がでました
 
その後も
100均粗悪説がなんとなく
話題として流れているのですが
 
では何が原因?
という考察はあいまいで
「まー、100均だからね」
で終わっている気がするのです
 
今回のコロナでも思うのですが
なんとなく、そんなもんでしょ?…
という思い込みないですか?
 
 
で、考えてみると
 
高熱で破裂したということは
物質の熱膨張が局所的に発生した
ということなのだろうと思うわけです
 
簡単にいうと
白磁が均質ではなくて
一部に素材ムラがあって
(物質って、熱をかけると膨らむのですが)
そこだけ周囲より膨張しやすかったり
膨張しにくかったりと
白磁の中で歪みがかかってしまい
破裂したり欠けたりするわけです
 
身近な例としては
卵を電子レンジにかけると
中央だけ熱が集中して膨張するので
ぱーんと破裂しますよね
極端な例ですが、ああいう現象です
 
ただ、焼成の場合
電子レンジほど急激な温度上昇をさせないのと
白磁器に仕立てる工程で
そこまでムラを残してはいないと思うので
卵みたいな破裂はないと思います
 
 
では
どういう白磁器を選ぶといいでしょうか
という話ですが
 
名前のある大抵のブランドものであれば
大抵は大丈夫とは思いますが
 
絵付けなどで何度も焼成される場合なら
(場合によっては10回程度の焼成もします)
B級品はしっかり分けて
アウトレットとして販売しているお店の品を
選ぶのが無難かと思います
 
師事している某先生によると
ジノリとマイセンは描きやすく
いいお品だそうですが…
(まあ、それは間違いないでしょう(汗))
 
 
ヴォーグ社のテキストによれば
「完璧な同一白磁はないと考え、
上絵付けによってカバーできるよう、
おおらかな気持ちで楽しみましょう」
と記載されていますし・・・
つまりB級品も白磁の個性だよねと
公言しているようですので
繰り返し何度も焼成するよりは
数回程度の焼成に押さえるのが
いいのかもしれません
 
実際以前、見本で作った
転写紙のスタンダードC&Sは
1回の焼成で糸底が欠けましたので
(別にガンガン叩いたりとかしていませんよ~)
 
 
ある程度、そこはそこ
そういう白磁もあるよねと
おおらかな気持ちで
切り分けて考える方が
いいのかもしれません
 
 
私は転写紙の場合は
割とカジュアルに利用してしまうのですが
100均も同じように
均質でないものもある白磁として
切り分けて考えて使うのが
よろしいかと思います
 
 
 
Mail : uraniwa.urawa@gmail.com
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