
風邪でもスギ花粉でもないのに、くしゃみが出ます









学生プロレス団体HWAは北海道学院大学のプロレス研究会だが、前チャンピオンのドロップキック佐田が引退して以来、盛り上がりのない試合が続いていた。
そんなある日、在学中の司法試験合格も狙えると言われる大学一の秀才として有名な五十嵐が入部してくる。
「マリリン仮面」のリングネームとマスクを与えられた五十嵐は熱心に練習に励み、あらゆる事をメモするが、どこか普通の人と違うことにHWAの面々は気づき始める。
五十嵐はプロレス特有の「お約束」や「段取り」が覚えられず、どの試合も真剣勝負の「ガチンコ」になってしまうのだ。
実は五十嵐は……
というストーリー


第二次世界大戦前夜の1939年、ユダヤ系イタリア人のグイドは、叔父を頼りに友人とともに北イタリアの田舎町にやってきた。
陽気な性格の彼は、小学校の教師ドーラと駆落ち同然で結婚して、愛息ジョズエをもうける。
やがて戦時色は次第に濃くなり、ユダヤ人に対する迫害行為が行われる。
北イタリアに駐留してきたナチスドイツによって、3人は強制収容所に送られてしまう。
母と引き離され不安がるジョズエに対しグイドは嘘をつく。
「これはゲームなんだ。泣いたり、ママに会いたがったりしたら減点。いい子にしていれば点数がもらえて、1000点たまったら勝ち。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ」。
絶望的な収容所の生活も、グイドの弁術にかかれば楽しいゲームに様変わりし、ジョズエは希望を失うことなく生き延びることができた。
そしてナチスは敗れ、収容所から撤退する時が来たが……
というストーリー
ロベルト・ベニーニ演じる父親グイドの、子供を想う気持ちに涙が止まりません
そして3つ目は
『ラヂオの時間』
三谷幸喜さんの作品です
とあるラジオ局「ラジオ弁天」で、普通の主婦である鈴木みやこが脚本を手がけた作品が、初めてラジオドラマで使われることになった。
ドラマは生放送で、熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋の物語。
リハーサルも成功しプロデューサー牛島龍彦の言葉にみやこは期待を寄せるが、主演女優である千本のっこのワガママから端を発し、放送直前で次々と脚本に変更が加えられていく。
そして舞台はアメリカのシカゴ、人物は女弁護士とパイロットに変更となった。
SEも間に合わず、途中で辻褄が合わなくなってしまうことを知るが、生放送中なのでやり直しが効かない。
急場を凌ぐ形で、様々な設定を変更して辻褄を合わせていった結果、メロドラマは大スペクタクル映画のように。
しかし、辻褄を合わせる度に次々と様々な問題が浮上して来る。
そしてラストまで変更されることになり、自分の作品を台無しにされた鈴木みやこは、ついに堪忍袋の緒が切れて、スタジオに立てこもってしまう…。
というストーリー
三谷さんの初監督作品にして、最高傑作と俺は思ってます
出演陣は唐沢寿明、西村雅彦、鈴木京香、戸田恵子、井上順、細川俊之、布施明など超豪華
それだけではなく、脇役としても渡辺謙や桃井かおり、佐藤B作などほんのワンシーンの為だけの出演の役者さん達がいるっていうのが凄い
ただただ面白い
個人的には細川俊之さんのセリフ『パイロットだよ』がツボです
