原題は、Me before you
事故によって手足が動かなくなってしまったウィルの世話役として働き始めたルー。
自分の殻に閉じこもるウィルに最初はうんざりするが、持ち前の明るさで徐々に彼の心を開いていく。
しかし、ウィルは自殺を計画していて…
身体障害者の自殺ほう助というテーマを扱ったこの作品は、批判も結構浴びたみたいですね。
自殺ほう助という言葉を、この作品を通して初めて知ったけれど、こういう問題について考えたのは2回目。
1度目は、5年ほど前にアメリカで語学学校に通っていた時のこと。
その日は"if"について学んでいて、
先生が作った例文が"もしあなたの最愛の人が事故で半身不随になって、安楽死を望んでいたらあなたはどうする?"というものだった。
私は、安楽死をさせてあげられないと思う。
それがその時に私が出した答えだった。
愛する人の死期を決定する。そんなことは自分にはできないから、どんなにその人が苦しんでいてもどうか存在していて欲しいと願ってしまう。
でも今は、それだけが全てではないと思う。多分。
なんてつらつらと書いたけれど、暗くて重い映画ではありません!!!
ファッションも可愛いし、風景も美しいし、何よりルーの底抜けの明るさには、元気をもらえる。
外国の映画ならではのジョークまじりの、言葉のキャッチボールも良い。
それに、ここまで完璧にコントロールされた映像ってなかなかお目にかかれない。
どの場面を切り取っても、計算しつくされていて、妥協していなくて、過不足なく、適切なラインをしっかり守っているというか。
まるでファンタジーのように、美しい映画でした。
