皆さんこんばんは。

今日も暑い1日でしたね💦


さて、今回のこの記事。

読んでて同じだなぁと思ってしまった記事です。

私の家には、3匹、完全室内飼育の子達がいます。




そんな3匹のうち、このシマシマ模様の子は、

5年前に保護した元野良猫の雄でした。

10月14日。

台風が来るという夕方。

朝出勤途中にすれ違った子で、いてもたっても居られず、保護した子でした。

最初のうちは威嚇。

でも、害はないと分かると、甘えた声で鳴いて抱かせてくれました。

家に連れて帰ると、
先にしたのはお風呂でした。

ノミが💦

沢山ついてました💦

その日は、疲れたのか水も飲まずに寝てしまったので、様子見ながら就寝。

翌日は、車の中に連れて行き、
仕事おわりに病院へ連れて行きました。

脱水と栄養失調と診断。

自宅でも強制的に餌を与えることをやりました。

先生からは、長く生きないかもしれないと言われた時もあり、

私は、

そう言われ、

苦しい時間を長引かせただけなのではないか?

このまま、本当は静かに息を引き取っていた方が良かったのでは?

と悩んだ時もありました。

自分で食べる様子もなく、力なく横たわるこの子を見て、更に悩みは深くなりました。

しかし、他の所から譲り受けた2匹の子を籠越しに対面させたら、

生きる気力を取り戻したのか、

あまり食べていなかったのにガツガツ食べ始め(;^ω^)

びっくりした時を鮮明に今でも覚えています。
その時、餌ではないものまで食べてしまいそうになるのを何度も見て

餌がない中、必死に生きようとしていたと言う事を知り、私は涙しました。

そして、彼には『りょう』と名前を命名。

イメージ的には私の年『龍』と『善良』の『良』を組み合わせた感じです(*^^*)

龍の如く長い長寿と、良くなります様にと言う願いを込めて(-∧-)

それから、ゴミとご飯の違いを教える事が始まりました。

辛み成分が入った液体を付け(猫用のしつけ薬)、これは食べるものでは無い、と根気強く教えました。



カサカサの音には本当によく反応します。(*^^*)

食べる速さも2匹より早いです。

でも、今では元気な体つきになって、

2匹の大切なお兄ちゃんになってます。

保護して家猫になって5年。

未だに私は、

りょうが母猫に見放されたのは

優しすぎる性格ゆえ、だと感じています。

りょうくんは、他の2匹と喧嘩をする時

自分は怪我を負っても、2匹の猫には一切怪我を負わせたことがありません。

威嚇されても、じっと見つめて相手が落ち着くまで待ちます。

家猫としては、頼もしいお兄ちゃんですが、

野良として生きて行く為には、この性格では生きていくことが出来ないと判断されたんだと思っています。

2匹が来てから元気になったりょうくんは、兄弟姉妹と暮らしていたんだと思います。
ほかの子に譲り、自分は満足にご飯にありつけず、ゴミを食べ空腹を満たし、それを見ていた母猫は、この子はダメだと、置いていったのだと思うと。

やりきれなさが胸を締め付けますね。

今となっては保護して良かったと思っています。
頼もしいお兄ちゃんが他の2匹を守っているとおもうと、嫁いで家を離れた私は、安心して任せられるのです。