こちらの作品はポケクリにて公開中の作品で、私のオリジナルです。盗作ではありません。ポケクリではアダルト大丈夫なんですが、こちらは多分無理なので、ソフトに書き換えて公開いたします。



熱い男の告白





「負けず嫌いで、強気な態度ばかり取って、なかなか弱みなんかみせねぇし、男顔負けだ。だが、お前一度だけ、誰も見てない影の所で、声殺して泣いてたろ?」


「!!」


私は、課長の言葉に驚き、顔を上げる


《いつのまに見られてたの…………》


余りの驚きに、言葉がでない


「………お前のそんな一面を見て、『抱きしめたい』って衝動にかられたんだ。

俗に言う 男心をくすぐるっていうやつだ


その日から、毎日毎日、お前が気になって気になって仕方なかった」


課長は、驚愕した私の顔を見ながら、苦笑し言う


「………多分、玉枝がお前に、専門外の書類を渡すようになったのも………その頃じゃないか?」


「!!!…………」


何気なく言われ、はっとする

確かに、ごく最近、専門外の書類を渡されるようになったのは事実だ


「………もし、かして、か、ちょうが、私を気にしていた、こと、に………気が付いて?」


嗚咽でうまく話せないが、なんとかそれだけ言う


課長は、ますます苦笑いを強くする

「女の勘っていうのは、末恐ろしいな?


………それに気づいたから、何も言わずに、今までいたんだ


褒めてりゃ、あまりお前に危害は行かないんじゃないかってな」

《…………一応課長は、課長なりに考えて行動してくれてたんだ》

私は、涙を拭きながら思う










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