この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。





~COUNT5~









「先程は、すみませんでした
少々予想外の出来事で、取り乱してしまいました」

「いや、それは別にいいけど……ちゃんと、説明してもらっていいかな?」

小柴は、苦笑しながら言い放つ


「…本来、私の身体の周りには、私の言霊による結界が施してあります


多少の強い言霊が発動されても、私の身体には影響はないのですが………





先程のように、私の身体に直接触れて来たことにより………相手の強い言霊が私の結界を壊して触れてくる場合があるんです」



「………つまり、言霊が言霊を打ち消すってこと?」


小柴の問いに、美姫は静かに頷く


「大抵あの場合は、すぐにもう一度言霊を使って打ち消し直すのですが、なにぶんあそこは下手に力を発動させることが出来ない環境だったので、対処が遅れてしまいました
結果……発動した彼女の言霊の力により、体調を崩してしまったのです」