この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。





~COUNT5~








「………もういいのか?」

部屋へ到着すると、美姫は静かに小柴の腕からすり抜け、2分ほど入口前にて待つ様にと告げ一人部屋へと入っていった


そして、約束通り2分後、小柴を部屋に呼び付けた


中に入りながら、体を気遣うが、軽く頷くだけで、スタスタとリビングに入ってしまう



小柴は、首を傾げながら同じ様にリビングに入って行く




「…………何これ………」



小柴は入った瞬間、唖然とする






大体は全て同じ部屋の作りにはなっている


だが、有るはずのソファーはなく、変わりに小さな長テーブルが置いてあり、その上には2本の大きな蝋燭が飾られ、床にはいつの間に書いたのか、幾重にもかさなったかのようなサークルが描かれていた



美姫は、迷うことなくその真ん中に腰を下ろす



「………美姫さん?」


小柴は、どうすればいいのかわからず、頬を人差し指で掻きながら名を呼ぶ



「先生は、そのままそこにお座り下さい」


「…はい」


先程とまったく違う雰囲気に戸惑いながら、言われた通りに床に正座する