こちらの作品はポケクリにて公開中の作品で、私のオリジナルです。盗作ではありません。ポケクリではアダルト大丈夫なんですが、こちらは多分無理なので、ソフトに書き換えて公開いたします。



Coolな男の裏の顔




「………失礼しました」

黙りこんだ事を最後に、終わりだと確信した私は、廊下へと出ていく


「………飲み会にはでるんだろうな?」


「…………はぁ?」


一歩………右足が廊下へ出たとき、再び声をかけられる


「………行きませんよ。」

「何故だ?今回のは、新人の歓迎会も含めているだろう?」

課長は、力なくそう言う


「新人歓迎会なんか、1人2人でてなくても、何人かでてれば、それなりに成立するでしょう?


わざわざ問題のあった主任達と、飲みに行こうなんて、思いませんよ。」

私はうんざりした声で話す


「それじゃあ意味がないだろ?」

「はい?」


本日何度目かの疑問符

本当に意味が分からない


付き合っていられないと、そのまま廊下まで出たときだった


「新人の中で、1人でも不参加の場合は、延長するからな?」

「…………そんな脅しに乗りませんよ」


冗談だろうと思い、深く考えずにそう 言い残し、その場を後にした



《まったく、新人だとおもって馬鹿にするのもいい加減にして欲しい………》


カッカッとヒールを鳴らしながら、廊下をひたすら早足で歩いて行った