この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count4~







「あれ?そこ?」


小柴はピキリと固まりながら言う

美姫にしてみたら、小柴の提案は嬉しい限りだった


『一般的な生徒』として入る事が出来れば、力を持たないと言うことで、あまり構われることもない


異能者として入れば、必ずやどんな力かを知りたくなり、いろいろきいてくる輩がいるに違いないと思っていた



「………せっかくカッコいいことしてたのにな?



別に構わないよ。君の力を悪い事に使われるなんて許せないからね

ただ、なにかしら合ったときは、皆に協力して欲しい

表だってじゃなくて、裏でな?


何分、未だコントロールが出来ていない生徒がほとんどだからね」

理事長は苦笑しつつ言い放つ


美姫は、そんな理事長の言葉に戸惑いながらも、頷いた




「ありがとう

さて、それじゃあ、長居してしまったが、遥に寮やら教室やらの場所を案内してもらうといい

今日はそのまま学生寮に行き学園の決まり事を寮長と遥から受け、疲れただろうから、部屋でゆっくり休むといい」


「………はい、わかりました」



美姫は、そう頷くと、すっと立ち上がる


小柴も、それを見て、よっこらせと腰をあげた


その時だった







《我の秘密は厳守したり破りし時は、その声を奪い給え》



「「…………!!」」



二人の身体が固まる



「一応念のためです

大丈夫ですよ


要は、話さなければいいんですから」


美姫はにっこり笑いながら言い放つ