こちらの作品はポケクリにて公開中の作品で、私のオリジナルです。盗作ではありません。ポケクリではアダルト大丈夫なんですが、こちらは多分無理なので、ソフトに書き換えて公開いたします。


知的でCoolな男


「………失礼します」

私は、課長が去った15分後、言われた通り、課長室へと足を運んだ


「遅いぞ」

「……すいません」


長テーブル前の椅子の上にドカッと座りながら言われた


「……全く、お前は馬鹿か」

「………はい?」


突然そう言われ、固まる

《………馬鹿と言われても………》


深くため息を漏らしながらそう思った

それを見ていた課長も、同じようにため息を漏らしながら話を再開する


「…ああいった女は、褒めればそれなりに自分でやるんだ。考えればすぐわかるだろう。全く、感情に流されて文句言う奴があるか」


「………あの………?」

自分が責められている事には変わりないが、その内容が違うような感じがする


「知ってたんだよ。お前があの馬鹿女に、専門外の書類を預けられ、お前のせいにされていたことも全部な」


課長は、何故かしてやったりの顔で話す


《っていうか、知ってるならさっさと注意して欲しいんだけど…………》


イマイチこの男の考えがわからない。

それに、知ってて何も言わないと言うのは、かなり腹が立つ

「そおでしたか。さぞ滑稽だったでしょう?」


「はぁ?何がだ?」


課長は知らんふりをする


「何って……私が玉江主任に無理な仕事を任されて、困っているのを、楽しんでいたのでしょう?一緒になって、私を出来の悪い新人と言って、責めていたんですから」

「………なにもそこまで言ってないだろう?私はただ…………」


「言い訳は結構です。よくわかりましたから。」


課長の言葉を遮りながら話す


怒りが既にトップまで到達している今、こんな人の言葉なんか聞きたくない


私は、深いため息を付くと、踵を反してドアのぶに手をかけ出て行こうとする


「……待てっ!」

課長は低い声で呼び止める

「………なんですか?もうわかりましたからいいですよ説教は。」

「わかった?何がわかったんだ?」


課長も、知らずイラついているのか、こめかみをトントンと人差し指で叩く

「これまで通り、玉江主任に無理な仕事を頼まれても、何も言わずに黙々と仕事にに打ち込みますよ。時々賛美でも聞かせて、機嫌とりにも励みます。これでいいですか?」


私はバズーカの如くいい並べる

「…………っはぁ~………」

課長は、深いため息を漏らすと、無言となる


まるで、今言っても、どうにめならないていった雰囲気だ