この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count4~








「…………どなた?」


私は、入り口付近に立つ人物を睨む


ノックもせずに入ってきたのだから、警戒もする


「初めまして
俺は小柴 透(こしば とおる)

君のクラスの担任を任されているものだ」



小柴と名乗った男性は、片手に2人分の飲み物を持ちながら、もう片方の手で握手を求めてきた



「………あなたが、私の担任の先生?」



私は首を傾げた



どうみても、先生には見えない


茶髪にピアス、鎖骨辺りまで長い髪…………


どうみても……………



「…………生徒さんにしか見えませんわ」




真顔で呟いてしまう



「……………透

だから言っているだろう


教師なら、教師らしい格好をしろと……………」



理事長は頭を抱えながら言い放つ


小柴は、そんな理事長の言葉など気にしていないかのように、持っていた飲み物を順番に置いていく


「いいんだよ、俺らのクラスは規定がないんだ

教師だって自由に振る舞うさ」


「……………規定がない?」