この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count3~







「何がおかしい?」


「……………普通の生活というけれど………………


普通の生活ってなんですか?」



「…………何?」



窓を見つめながらそう問う



理事長は、不思議そうな声で問い返す



「この力があるかぎり


あなた方が言う『普通の生活』というのは手に入りません



ここには、私の力を制御してくれる魔法なんかないでしょ?」



皮肉っぽい言い方になるが、簡単に普通の生活と言われたら、そうも言いたくなる




私は、理事長を振り返り、苦笑しながら、答えを待つ


理事長は、ゆっくり口を開き、何かを話そうとした時だった











「魔法じゃないけど、制御力を身に付けることは可能だよ?」


「…………え?」





唐突に、別の方から声がかかった