この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count3~






「そう固くならなくてもいい

楽になさい」


向かい側に腰掛けながら男性は言い放つ


「………は、はい」



私は、内心冷や汗かきながら返事をする



「………改めて、自己紹介としようか



私は、ここの理事長を努めている
倫 紀(リン ヂェ)だ」


「………え?」



私は、名前を聞いてポカンとする


「…………中国の方………ですか?」



私が、呟くように聞くと、男性……倫理事長はふふっと笑いながら頷く


「但し、半分だ

母が日本人、父が中国人

今は父方の性を名乗っているのさ」


「……………はぁ」



私は、ただ唖然



ずっと日本人と思っていたことが、現実を受け入れるのに少し時間をかけているようだった