この小説は、エイブリスにて公開中の作品です。なので盗作ではないので、驚かないで下さい。しかし、著作権は私が持ってます。似たような小説があったら、ご一報下さい。確かめます。

では、ご覧ください。






~Count3~







「失礼いたします

美姫様をお連れいたしました」



男性は、お辞儀をしながら話しかける



中には、白髪が少し混じったオールバックの、細長い眼鏡をかけた中年的男性が、大きな椅子に腰掛け書類を眺めていた



「ご苦労


入りなさい」



「はい、失礼いたします」


私は、促され、ゆっくり中に入っていく


一緒に来た男性は、そのままどこかへと行ってしまった



「よく来たね?

疲れただろう?腰掛けなさい」



書類を離すと、立ち上がって腰掛ける場所に手のひらを向ける



私は、それに従ってゆっくり腰掛けた



「何か飲み物を出そう


好みは?」


「え、と、

あの、………では緑茶を………」


急に言われて、たどたどしい言い方で応える



「緑茶か?

若い者にしては珍しい」



男性はそう言い放つと備え付けの電話でどこかへ連絡をして、注文をした