サイドバーでクエリ検索新聞記事を分析して発表する生徒

【伊達】教育現場での新聞活用を進めるNIE(教育に新聞を)の第18回日胆地区セミナー(北海道NIE推進協議会主催)が3日、伊達市の光陵中で開かれた。道内の教員ら20人が、新聞記事を教材にした授業の実践例について学んだ。
 同中の藤田佳嗣教諭が、3年生の国語として、新聞記事の意図や意味についての「批評文」を書く授業を公開した。生徒30人は7グループに分かれ、紙面の切り抜きを見て①見出し②本文内容・構成③画像・図・表―の3点に着目し、自ら問いを立てて分析。問いへの答えをグループごとに発表した。
 授業公開後の研究討議では、出席者から「新聞記事で多くの気づきが出された」「生徒が主体的、対話的に授業に参加していた」と活発な意見が出された。
( 足利直哉 )

2024年10月3日 20:22北海道新聞どうしん電子版より転載