定例小樽市議会は20日、予算特別委の審議に入った。子宮頸(けい)がん予防のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの「キャッチアップ接種」について、市保健所は接種を促すはがきを4月に3075人へ送り、このうち同月中に58人が接種したと明らかにした。

 対象は1997~2007年度生まれの女性。23年度までは封書で年1回案内していたが、本年度ははがきに変更して年2回発送する。

 また、市はうつ病などの精神疾患によって療養届けを出した職員数について、23年度は42人だったと報告した。コロナ禍前の19年度19人の倍以上に増えており「長期療養者は増加傾向にある」と説明した。

2024年6月20日 21:35北海道新聞どうしん電子版より転載