道教委は22日、1学年1学級の小規模の高校で、地理的に統廃合が難しい「地域連携校」の魅力を紹介する合同説明会を札幌市白石区民センターで開く。初の試みで、道内の中学生と保護者らが対象。道高校遠隔授業配信センター(愛称・T-base)のインターネット配信を使った遠隔授業の体験もある。
 地域連携校は道内に29校あり、近隣の高校やT-baseと連携した特色ある教育を行っている。少人数のアットホームな環境を求めて都市部から入学を希望する生徒も多い。
 当日は平取や美深、佐呂間、阿寒など八つの地域連携校が参加。午後1時からT-baseによる遠隔授業の実演を行い、同1時半から各校がブースに分かれて説明する。なるべく前日までに応募フォームから申し込む。当日参加も可。問い合わせは道教委高校企画・支援係、電話011・204・5761へ。

2024年6月21日 0:05北海道新聞どうしん電子版より転載