知的障害のある母親とその娘の絆を描く映画「わたしのかあさん―天使の詩―」上映会(実行委主催)が8日午前10時半と午後2時の2回、コーチャンフォー釧路文化ホール(治水町)小ホールで開かれる。
 「わたしのかあさん」は、母親に知的障害があることを知った少女の葛藤や、母親が地域の人たちとうちとけ信頼を得ていく姿を描く。作家で発達相談員の菊地澄子さんが執筆した「わたしの母さん」が原作。
 山田火砂子監督の長女も知的障害があり、上映会の各回で舞台あいさつし、作品への思いを語る。
 実行委員長の小野川文子道教育大釧路校教授は「障害者と健常者が平等に暮らせる地域づくりを考えるきっかけになれば」と話す。
 前売り券は一般1300円(当日1800円)。中学生以下は前売り当日ともに千円。チラシを持参すると当日券が一般1500円、中学生以下800円に割り引きされる。
 問い合わせは実行委の小棚木さん、電話090・1387・5866へ。

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ポスターを手に来場を呼び掛ける上映会実行委のメンバー

2024年6月4日 19:12北海道新聞どうしん電子版より転載