専門家せんもんかのグループは、日本にっぽんの市しや区く、町まち、村むらの人口じんこうが2050年ねんまでにどう変かわるか調査ちょうさしました。その結果けっか、40％の市しや町まちなどは、若わかい女性じょせいの人口じんこうが今いまの半分はんぶん以下いかになって、市しや町まちなどが「将来しょうらいなくなる可能性かのうせいがある」と言いいました。
宮城県みやぎけんの大衡村おおひらむらは、人口じんこうが5500人にんぐらいです。10年ねん前まえの調査ちょうさでは、「将来しょうらい村むらがなくなる可能性かのうせいがある」と言いわれました。このため村むらは、子こどもを育そだてる人ひとたちが住すみたいと思おもう村むらにするために、いろいろな方法ほうほうを考かんがえました。
村むらは、子こどもが生うまれたらお祝いわいのお金かねを出だしたり、おむつなどを買かう券けんを配くばったりしています。村むらに引ひっ越こしてきた若わかい人ひとが家いえを買かうときには、150万まん円えんまでお金かねを出だします。会社かいしゃに工場こうじょうを建たててもらって、働はたらく場所ばしょも増ふやしました。今年ことしの調査ちょうさでは、「続つづく可能性かのうせいがある」に変かわりました。
村長そんちょうは「これからも、住すみたいと思おもうような村むらにしたいです」と話はなしています。
「村がなくなる可能性」から「続く可能性」に変わった | NEWS WEB EASY (nhk.or.jp)
4月30日 12時05分 NEWS WEB EASYより転載